まだADの頃に、
萩本欽一さんの前で思ったんですよ。「この人には、もう、
何をつくろったりしてもダメだな」と。こちらがふつうにしていないと、
「話をすること」さえできないんです。萩本さんに限らず、
すごい人たちには、ヨイショしても、
心の内をすぐ見破られてしまう。
だから、こちらとしてはもうふつうに、
イヤなものはイヤだとか、
おもしろくないものはおもしろくないとか、
ふつうにいかないとダメだと。かっこよく言ってしまえば、
「人間的に大きくなることで
ついていかないと、やっていけない」
と言いますか。だから、嫌われてもいいから、
「大将、もう時間ですから」と、
ハッキリ言ってしまうだとか、
自然に、ふつうにしていかないと、
小手先ではダメだなぁということを、
萩本さんからは、教わったんです。
via 1101.com
ほぼ日刊イトイ新聞 - おもしろ魂。
2004年の記事