東芝、太陽光発電・省エネ家電を寄付という話 @yahoonewstopics

東芝グループは、東日本大地震の被災者の仮設・復興住宅向けに、太陽光発電システムと省エネ型家電機器100世帯分を無償で提供すると発表した

被災地も電力不足で、計画停電の実施が予想される。同社グループは、仮設住宅などに住宅用太陽光発電システム、蓄電池システムと、液晶テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、LED照明といった省エネ家電機器を組み合わせることで、電力需要がひっ迫しても、家庭でのエネルギー管理が可能なシステムとして提供する

今後、被災地での仮設住宅、復興住宅に関する行政の具体的な計画に併せて、同システムを提供していく
省エネ家電機器については、行政からの要請に基づいて追加提供することも検討する

東芝、仮設住宅用に太陽光発電・省エネ家電を寄付 (レスポンス) - Yahoo!ニュース

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ドイツがロボット提供、という話 @Reuters_co_jp

[ベルリン 30日 ロイター] 東日本大震災に伴う東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)福島第1原子力発電所の放射線漏れ事故をめぐり、ドイツは日本に対し、原子炉の修復や汚染物質除去に使用できる遠隔操作ロボットの提供を申し出た

メルケル独首相のザイベルト報道官が30日発表した声明によると「メルケル首相は菅直人首相に対し、原子炉の修復や汚染物質の除去に使用できる特殊な無線操縦装置の提供」を申し出た
日本政府はドイツの申し出を検討しているという

具体的にどの装置が提供されるかは、現在のところ不明

ドイツが遠隔操作ロボット提供を申し出、福島原発事故受け | Reuters

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「われわれをもっと使ってくれれば、もっと早く事態を収束できた。東電の対応にはがっかりだ」 @dol_editors

しかし、今回の福島原発の影響で、こうした事業計画はすべて見直しを迫られることになる

国内で原発の新設計画を進めることなど不可能に近い
すでに東電が進めていた青森県の東通原発1号機、2号機の新設計画はストップする見通しだ
そのほかも、ほぼすべてが凍結されるだろう

下表にまとめたのは海外の原発開発計画の一部だ
総電力量の約75%を原子力で賄う原発大国フランスは従来どおり新設計画を進めると宣言しているが、多くの国で計画が遅れるか、見直される可能性が高い

ある外資系証券アナリストは「東芝や日立が今までのように原子力事業から利益を積み上げていくことはかなり難しい」と予想する
今後を楽観できる要素は一つもない

吹き飛んだ将来の飯のタネ 東芝・日立は戦略見直しへ|Close-Up Enterprise|ダイヤモンド・オンライン

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東北地方太平洋沖地震 義援(義捐)金・寄付支援まとめ@ ウィキ - トップページ http://www47.atwiki.jp/gienkin311/

東北地方太平洋沖地震において義捐金を寄付した企業&有名人をまとめています。

震災の影響によって義捐金をする余裕がない企業もたくさんあることはご認識の上、
有効に利用していただくと幸いです。

東北地方太平洋沖地震についての総合情報は東北地方太平洋沖地震wikiで、
被災地への援助総合情報は東北地方太平洋沖地震(東北関東大震災)被災地への援助総合wikiにあります。
国家からの支援については東北地方太平洋沖地震への国家支援スプレッドシート
このまとめページはあくまで企業(おもに大手)&著名人における支援を対象としています。

管理人より(3/21 23:31)

義援金のニュースが大分落ち着いてきましたので、業種別にまとめる作業を本格化したいと思います。
大変な作業になると思いますが、業種別で支援企業の比較をすることは有益だと考えています。
このwikiは誰でも編集できますのでご協力できる方はwikiを直接編集して頂くか、企業・著名人の義捐金・支援情報のまとめスレに情報をおとして頂ければ、後に編集いたします。

被災者・被災地への支援まとめシート(誰でも編集が可能です)

ソースが確認できたら追加してください。


最新ニュース(3/28)

慈善試合150か国で生放送!放映権料はすべてチャリティー!…復興支援試合
SMAP、プライベートで4億円超寄付
中田英寿氏のシューズ、台湾競売で2760万円 義援金に
ユーミン、氷川ら出演者全員が全額寄付
コーロン、仙台の高校に義援金
ニコン、被災地へ向けて1,000台のデジタルカメラとSDカードなどを追加支援

更新履歴


最新ニュースに3/28分の義援金をまとめました(3/28 17:14)
最新ニュースに3/26-27分の義援金をまとめました(3/27 23:47)

参考サイト


現行スレ


企業・著名人の義捐金・支援情報のまとめスレ(緊急自然災害@超臨時)
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1300221659/l50

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福島第一原発事故周辺の放射線測定地点 - Google マップ http://ow.ly/4mQzs


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福島第一原発事故周辺の放射線測定地点 - Google マップ

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「事実は1ミリシーベルト浴びると1個の遺伝子に傷が付く、100ミリシーベルト浴びると100個付く。1回にですよ。じゃあ、今問題になっている10マイクロシーベルト、50マイクロシーベル

いいですか
1ミリシーベルト浴びた
でも翌日は治ってる
これが人間の身体です
100ミリシーベルト浴びた
99個うまく治した
でも、1個間違って治したかもしれない
この細胞が何十年も経って増えて来て、ガンの芽になるという事を怖がって、いま皆さんが議論している事を健康影響というふうに話をします
まさにこれは確率論です
事実は1ミリシーベルト浴びると1個の遺伝子に傷が付く、100ミリシーベルト浴びると100個付く
1回にですよ
じゃあ、今問題になっている10マイクロシーベルト、50マイクロシーベルトという値は、実は傷が付いたか付かないかわからん
付かんのです
ここがミソです

2011年3月21日14時- 山下俊一氏・高村昇氏「放射線と私たちの健康との関係」講演会(前半)|記者会見全文の文字起こしを掲載致します

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「核実験フォールアウトとの比較」 http://tinyurl.com/4tz6w9a

日本に届いたフォールアウトは、主に次の3つに分類できます:

・1949~1963年の米ソ核実験

・1964~1981年の中国核実験

・1986年のチェルノブイリ

これらの放射能の測定値は、以下のように公表されています:

・フォールアウトのうちセシウム137, ストロンチウム60の濃度(1957-2003)

Media_httpwwwristorjp_vdola

・大気中の放射性核種濃度(1962-1986)

Media_httpwwwristorjp_hvhyr

 

たとえば、広島の「黒い雨」が降った地域には、放射性物質の痕跡が残されていました
しかしその多くは、核実験のフォールアウトにより上書きされてしまって、現在はわからなくなっています
そのため「黒い雨」を調査している科学者は、1945年以降でかつ、大気核実験の始まる1949年以前に建てられた家の床下からサンプルを採取して、研究を進められています

幾度となく行われた核実験によって受けた被曝線量は、次のように計算されています:

Media_httpwwwristorjp_jcxot

日本では、合計で4.4mSvとなっています
しかし、これも一般の基準では健康影響のないレベルであり、日本において核実験フォールアウトの影響による健康被害は(もしかしたらあったのかも知れませんが)、確認されていません

【寄稿】核実験フォールアウトとの比較:一瀬昌嗣・神戸高専准教授 | サイエンス・メディア・センター

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「ハイテク送電網」スマート・グリッドとは? @takashi_ohmoto

■スマートグリッドとは?
まず始めにスマートグリッドという用語について説明します
スマートグリッドの「グリッド」という言葉は電力業界で一般的に使われている言葉で、発電、送電、配電、消費の全体を支えるためのインフラである「送電網」の事を指します
そして、スマートと言うと「痩せる」という意味を想像しがちですが、スマートグリッドのスマートには「賢くする」という意味が込められています
アメリカではコンピュータ制御の最新鋭「ハイテク兵器」をスマートウェポンと呼ぶ事があります
スマート・グリッド=「ハイテク送電網」と言えば、なんとなくピンと来るものがあるのではないでしょうか

送電網のハイテク化、つまり、スマートグリッドとは、電力会社が古くから運営している発電所や電線といった、「送電網(グリッド)」と呼ばれているインフラを、ITを活用して「賢い送電網」に進化させることです
これまでの電力供給は発電所から需要家(消費者)へという一方向の流れでしたが、「賢い送電網」になる事で、電力会社と需要家の間で必要とする電力等の情報をITでリアルタイムに双方向で収集・統合する事が可能になります
その結果、電力会社等の電力供給側では電力の需要と供給を最適化し無駄な発電を抑え効率的に電力を供給する事が可能になりますし、停電等の発生状況も検出しやすくなるため信頼性も向上します
一般家庭や企業等の需要家側では太陽光等で発電し余った電力を売電するといった事が可能になります

Smartgrid1

■電気の特徴
電気とは一冊の本が書ける程奥の深いものです
電気の特徴を全く知らずにスマートグリッドの必要性を正しく理解する事は困難であるため、スマートグリッドを理解する上で重要な3つの電気の特性を簡単にお話します


1.電気にも品質がある
一般的なコンセントから供給される電気の電圧は100ボルトか200ボルトです
もし、コンセントを利用した時に想定以上の電圧が流れていれば、接続した機器が故障するかもしれませんし、最悪人体にも影響を与えます

このような事態に陥らないように、普段私達が何気なくコンセントに電源コードを指すことで使える電気にも「品質」が定義されています
電気の品質は主に周波数、電圧、高調波により決まります
これらの要素を一定範囲内で安定的に供給する事が「高品質」であると言われています

電力の品質基準値は電気事業法施行規則や電気設備技術基準にて定義されており電力会社はこの基準に従い電気を送電しています
この基準値があるお陰で、私達は大都会の高層ビルでも人里離れた僻地でも、安心・安全な電気供給を受ける事が出来ます

2.電気は貯める事が出来ない
電力は「生産即消費」という性格があり貯める事が出来ません
蓄電池があるじゃないか!というのは勿論その通りですが、発電所で発電される電気の全てを蓄電池に貯めておくという事は現時的には不可能です
そのため電気を作り置きして置くことは出来ず、使う分だけ発電するという事が必要となります


もし、発電する量と、消費する量が一致しなければどうなるのでしょうか?発電量が消費量より多い場合には電気の周波数が上昇し、逆に発電量より消費量が少ない場合には周波数が低下します

Smartgrid2

電気の周波数変動は精密機械の誤動作の原因となります
例えば化学繊維を作っている工場の電気の周波数が変動すると、糸巻き機の回転速度が変化し糸の太さが乱れたり、細かい糸切れ等の発生原因になります
IPodやスマートフォンを作るのに欠かせない大容量メモリを生産する超微細技術(ナノテクノロジー)を利用する超精密工場では、一瞬の周波数変動でも数億円の被害を出すことにも繋がりかねません

このような事態を避けるために、電力会社には電圧と周波数を維持し安心、安全な電気を送り届ける責任があります
この責任を果たすため電力会社は送電網全体で需給バランスを制御し、必要な量を必要な分だけ発電する制御を行っています
これを周波数・潮流制御と呼びます
このように電気とは、作りすぎても駄目、足りなくても駄目という、実はとても調整が大変な代物なのです

3.電気は電圧の高い所から低い所へ流れる
発電所で発電された電気は数十万ボルトという非常に高い電圧で送電を開始し、一般家庭へ届く時には100ボルト前後に落ち着きます
このように超高圧で送電を開始する理由は送電による電気の損失を抑えるためです
電気を送電する時に発生する電流は熱を生み出します
この電流に比例して発生する熱量が電気の損失の元となります

発電した電気を極力失わずに需要家へ届けるには、送電時の「熱」を如何に抑えるかが重要です
そのためには熱を生み出す原因である電流値を小さくする必要があります
電流値は電圧に反比例するため電圧を大きくすれば電流値は小さくなり、電圧を小さくすれば電流値は大きくなります
この特性を活かすと超高圧で送電を開始する程、電流が小さくなり発生する熱量も減少し発電した電気の損失を防ぐ事が可能になると言えます
このため送電の大元となる発電所では超高圧で電気の送電を開始し、変電所にて扱い易い電圧に段階的に下げていき、需要家の基へ電気を届けます


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もし、これが逆の流れなら、せっかく発電された電気は送電途中で大量に失われてしまう事になります


■スマートグリッドは何故必要なのか?
日本での普段の生活を考えると、至る所にコンセントが存在し、コンセントに電源コードを繋げればいつでも使えます
コンセントがあるのに電気が使えなかったり、電気の品質が悪くて機器が誤動作して困ったという経験のある方は殆ど存在しないでしょう
特に不自由や不都合を感じない現在の送電網を、何故ハイテク化する必要があるのでしょうか?実はスマート・グリッドにはとても重要な役割が存在します


・ハイテク化がゴールでは無い、スマートグリッドの真の目的
日本政府は「新成長戦略」(基本方針)(2009年12月30日閣議決定)を発表しました
この発表によるとこれからの日本の進むべき道として2020年までに環境、健康、観光の三分野を軸に100兆円の「新たな需要」を創造するとあります
そしてこれを達成するために6つの戦略分野が発表されました


この中の1つに日本の強みを活かす成長分野として「グリーン・イノベーションによる環境・エネルギー大国戦略」(以下、環境・エネルギー大国戦略)が挙げられています


この環境・エネルギー大国戦略は2020年までに以下の三つの目標を達成する事とあります

①日本の民間ベースの技術を生かした世界の温室効果ガス削減量を13億トン以上とする
②50兆円を超える環境関連市場の創出
③140万人の環境分野の新規雇用創出

これら三つの目標から環境・エネルギー大国戦略とは「地球温暖化防止のための温室効果ガス削減」、「環境関連市場を軸とした景気対策」という、地球の環境を考慮した経済成長戦略と考える事が出来ます
従来までの単なる経済成長だけを追求する目標とは異なり、地球環境への配慮も盛り込まれている所が大きな特徴と言えるでしょう
スマートグリッドの技術的な側面では、送電網のハイテク化を指しますが、環境・エネルギー大国戦略という大きな目標を達成するためにはスマートグリッドが必須と言われています
それでは、この大きな目標を達成するためにスマートグリッドがどのような役割を果たすかを見ていきましょう

1.地球温暖化防止(温室効果ガス排出削減)
民主党政権が掲げた「民主党マニフェスト」の中にある環境政策には「温室効果ガス排出25%削減」という内容があります
この政策は2020年までに温室効果ガスを1990年比で25%削減し地球温暖化を防ごうというものです
環境省の発表によると1990年の温室効果ガス排出量は12億6100万トンであり、ここから25%削減となりますので9億4500万トンが目標値となります
2008年度の日本国内の温室効果ガスの総排出量は12億8600万トンですから、約3億4000トンの削減目標となります

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民主党政権誕生後に開催された、国連気候変動首脳級会合にて、鳩山首相はこの「温室効果ガス25%削減」を世界に向けて発表しました
その瞬間この政策は、日本国内の「政権公約」から、「国際公約」に変化し、大きな話題となりました

日本では2005年に発効された京都議定書にて1990年に比べて温室効果ガスを6%削減することを世界に向かって約束する「チーム・マイナス6%」と呼ばれるプロジェクトを既に開始しています
しかし、2010年現在、温室効果ガスは基準年に比べてマイナス6%どころか、1.9%増加するといった事態に陥ってます

マイナス6%を達成する事すら難しかったのに、25%削減という高い目標を達成するためには日本国内の温室効果ガス排出量の約95%を占めるCo2を削減する事が不可欠です
太陽光発電等のCo2を殆ど排出しない自然エネルギー(再生可能エネルギー)の活用、エネルギー利用効率を高めて更なる省エネルギーを達成するといった、抜本的な改革が必須と考えられています


・自然エネルギーを活用するためにスマートグリッドが果たす役割
[太字:分散型電源設備への対応]
原子力発電所や火力発電所といった大型の発電設備から一般家庭等の需要家へ電気を供給する事を「集中型電源」による発電と呼びます
集中型電源は現在日本国内の電力需給システムの主流な方式です


一方、工場や住宅、オフィスビルなどの需要地に発電設備を設け必要量を発電する方式を「分散型電源」による発電と呼びます
需要地に隣接して分散配置される小規模な発電設備全般を含みます
発電設備が需要地に近接していることから、送電によるロスが少ないという特徴があります
最近では個人の住宅の屋根等に太陽光発電設備等が取り付けられ各家庭で発電するケースが出てきていますが、これらも「分散型電源」に該当します

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Co2を排出しない自然エネルギーによる発電を利用するためには、「集中型電源」用に作られたグリッドが「分散型電源」に対応する事が必要になります
では、「集中型電源」と「自然エネルギーを利用した分散型電源」では何が異なるのかを見てみましょう

一箇所で発電量を人為的に制御可能な「集中型電源」は電気の品質維持に適しています
しかし「分散型電源」の1つである自然エネルギーによる発電量は、人為的に制御不可能な自然の力を活用して発電します
このため天候に左右されやすく発電量が安定しないという性質があります
例えば太陽光発電を例にすると、天候が良ければたくさん発電する事が可能ですが、反対に天気が悪い日が続けば十分な電力を発電する事が出来ません
自然という人間の制御が効かないエネルギー源に頼る発電は、発電量が安定しないため、消費量とバランスを取るという事が難しくなり、結果として周波数変動を発生させる恐れがあります

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そのため発電量の予想が難しい自然エネルギーによる「分散型電源」を活用するためには以下のような電気の需給を調整する仕組みが必要になります

例太陽光を利用した発電の場合
1.天候の良い日に太陽光で発電する
2.各家庭の分散型電源で作られた電気を「蓄電池」に蓄える
3.分散型電源による発電量が十分で無い場合には、蓄電池の電気を利用する
4.蓄電池の残量が無ければ従来の発電所から電気を購入する

このように、太陽光発電を例に取ると、天気の良い日は十分な電力を得る事が可能ですが、天気が悪い日には従来通り集中型電源からの供給を考える必要がありますし、作りすぎた電気を蓄える方法を検討する必要があります

このような動作を可能にすめためには、電力会社は分散型電源でどの程度発電されているのかを把握する必要があります
もし、発電量が把握出来ていなければ、突然大量の電力の要求が発生するかもしれませんし、電気をいつも通り発電したにも関らず、需要家側の分散型電源の電力が十分にあるため電気が余ってしまうかもしれません
前述した通り電気には品質があり、発電量と消費量が一致しない場合には、電気の品質は低下し、停電や事故の原因となる恐れが出てきます


こういった事態に陥らないために電力会社と需要家側の分散型電源との間で、現在の発電量、消費電力量を双方向で通知しあう必要があります


しかし、現在のグリッドは「集中型電源」から各需要家へ電気を一方通行に送電する事を前提に考慮されているため、こういった発電側と需要側で細かに情報をやりとりする事を前提として作られてはいません
そのため、グリッドをハイテク化しこういった情報をITを使って双方向で情報交換出来る仕組みを作る必要があります


上記のような理由から、「分散型電源」の1つであり温室効果ガス削減に効果的と言われる自然エネルギーへの依存度を今後一層高めていくには、スマートグリッドの完成が必須条件という事になります

2.資源性エネルギー依存体質からの脱却
自然エネルギーを利用するのは地球温暖化対策だけが目的ではありません
2009年エネルギー白書によると資源の乏しい日本のエネルギー自給率は僅か4%、原子力を含んでも19%という数値であり、現在主流の火力発電、原子力発電といった資源性エネルギーの原材料も海外からの輸入に依存している状況です
OECD諸国のエネルギー自給率平均値は約70%という値を考えれば非常に低いエネルギー自給率である事がわかります


1gのウランから石油2000リットル分の熱エネルギーを作り出すと言われている原子力発電所でさえ、限りある天然資源である「ウラン」が枯渇すれば、エネルギーを作り出す事が出来ません
しかし、地球の活動からエネルギーを生成する自然エネルギーであれば、天然資源の乏しい日本でも、大量にエネルギーを生成する事が可能です
無尽蔵の自然エネルギーを活用し、エネルギー自給率を向上させる事は「エネルギーセキュリティ」という観点からも重要な施策です

3.Co2削減の切り札、電気自動車時代のための新たな社会基盤作り
日本国内における自動車の保有台数は、1969年に約千四百万台でしたが、2009年には約八千万台にまで増加し如何に自動車が社会になくてはならない存在であるかかがわかります
しかし、現代社会になくてはならないガソリン式自動車はCo2排出量という観点でも大きなウェイトを占め、無視できない存在に成長しています
環境省の発表によると、2008年度の日本におけるCo2の総排出量は12億1,600万トンです
このうち自動車の排出するCo2が含まれる運輸部門のCo2排出量は2億3,600万トンであり、Co2総排出量の約21%を占めています

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Co2を大量に排出するガソリン車に替わって、Co2を殆ど排出しない電気自動車(EV)の利用は約3億4000トンの温暖効果ガス削減目標を掲げる「温室効果ガス排出25%削減」を達成する上でも大きく貢献すると期待されています


しかし、Co2削減効果が大きく期待されているEVですが、普及には幾つかの課題が存在します

①走行距離
一般家庭向けEVである日産自動車の「リーフ」を例にしてみましょう
現時点で最高の技術を詰め込まれたリーフの走行可能距離は満充電時で160kmとされています
日産自動車の発表では「世界的に見ても80%以上のドライバーは1日の走行距離が100Km以下」という事であり、満充電時で160kmという走行距離は日常生活の中で市街地の運転を楽しむには十分な走行距離だと考えられます
しかし、ガソリン車であれば3、400kmの走行距離を誇る車はざらにあるため、高速道路を利用した旅行等では東京IC―静岡IC間が約160Kmであり、週末にちょっと遠出をといった長距離運転を好むドライバーにとっては若干物足りないと感じる走行距離かもしれません

とはいえ、数年前に比べればEVの走行距離は大幅に伸びており、課題の1つではあるものの、他の課題に比べれば最近はそれ程問題視される事は少なくなってきています

②車両価格
EVの中にも100万円台で購入可能な車種も有りますが、この価格帯のEVは乗車定員が2名だったり、走行可能距離が100Km以下であったりと購入を検討する際には注意が必要です
乗車定員が4名、走行距離100Km以上といった一般的なガソリン自動車と同程度の感覚で利用可能なEVとして、現在発表されている三菱自動車のi-MiEVと富士重工のスバル・プラグイン・ステラがありますが、量車種共に400万円台後半と決して安いとは言えません

③蓄電池
最も大きな技術的な課題を含んでいるのが、EVに搭載する蓄電池と言われています
現在発売されているEV又はHVで利用されている蓄電池はニッケル水素タイプ、リチウムイオンタイプの物が大半を占めています
これらの蓄電池に共通する事はコストが非常に高いという事です

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現在市販されている三菱自動車の「i-MiEV」には16kWhの電池容量を持つリチウムイオンバッテリーが搭載されていますが、1kWh辺りの単価を20万円と想定すると、車両価格の320万円分が蓄電池のコストという事になり、これは車両価格の約73%を占めている事になります
この値はあくまでも相場に基づいた価格であるため、実際はもう少し安いと考えられますが、一般的にEVの車両コストの50%前後は蓄電池が占めると言われています
EVの課題である車両コストをガソリン乗用車並みの価格にまで下げるためには、蓄電池のコストダウンを図りつつ、走行距離を伸ばすために蓄電容量の増加を達成するのが非常に重要な課題と言えます

④充電インフラの整備
前述した①~③までの課題はEV車両本体に関する課題であり、スマートグリッドに直接関係はありません
EVの普及に何故スマートグリッドが必要か?それは、充電インフラの整備にあります

・充電環境設備の確保
EVの走行距離は一日の走行距離という点では市街地を走るには十分な性能になってきていると言えますが、それでも一日に100Km前後走る営業車等の場合にはおいては、車を運転しない深夜の駐車時に充電しておく事も重要です

現在発売されているEVの大半は、家庭用の100Vコンセントで充電可能です
幸いにも家庭の駐車場に電源コンセントが有る場合にはそれを利用して充電可能です
しかし、現実には大半の駐車場には電源コンセントがありません
そのためEV充電用の電源コンセントを追加する工事が必要となります
一般家庭であれば、家庭内から電源ケーブルを延長することや、家庭用の充電スタンドを購入する事で対策を行う事が可能です
しかし、集合住宅の駐車場や街中の駐車場を契約しているケースにおいては、共有スペースでもあるため、個人の判断で充電スタンドを設置するわけにも行きません
このようなケースにおいては設置費用の負担の問題等もあるので、充電スタンド設置までに時間がかかったり、設置されたとしても月々の駐車場利用料の増加といった別の問題が発生する原因にもなります
このように普段私達が利用している駐車場に充電環境を整える事も課題の1つと言えるでしょう

・充電スタンド数
家庭の駐車場で充電出来なくても、走行距離がガソリン車に比べて短くても、街中で充電出来る設備があれば問題になる事も少なく無いと考えられます
しかし、ガソリンスタンドのように、EVを充電出来る設備をもった充電スタンドの数は多くありません
ガソリンスタンドの数は全国石油商業組合連合会の発表している平成21年度事業計画によると、全国で約4万2千店舗存在すると記載されています
しかし、EV用の充電スタンドは、ガソリンスタンドの数%にしかすぎません
しかも、大半が東京都と神奈川県に集中しており、全国的にみれば充電スタンドの数は十分とは言えません

今後はEV・PHタウン、首都圏、商業施設を中心に充電インフラが整備されていくと考えられますが、2011年現在では、まだ充電スタンドの数は十分とは言えません

・急速充電設備の拡充
現在充電スタンドで供給されている電源プラグには100V(普通充電)/200V(倍速充電)/急速充電といった三種類存在します
電源プラグの種別に応じて充電に必要な時間が左右されます
実際の充電時間は車両により異なりますが、100Vのプラグ形状であればフル充電に8~14時間、200Vのタイプで5~7時間必要となります
急速充電タイプの物であれば15~30分の充電で約80%充電され、約60km走行可能になります
一般的なセルフサービスのガソリンスタンドで給油にかかる時間が15分程度と言われていますので、ガソリンスタンドと同じ感覚で利用するためには、急速充電タイプの充電スタンドを利用する必要があります
しかし、急速電源タイプは最近登場し始めたばかりであり、大半の充電スタンドが100V/200の電源プラグという状況になっており、急速充電設備の拡充が望まれます


・EV充電インフラの充実に伴う電力需要増
大量のガソリン車が今後EV車に移行していけば、自動車から排出される1台辺りのCo2排出量は削減されることでしょう
しかし、今までガソリンにより給油していた自動車がEVになるとしたら、エネルギー需要がガソリンから電気に変化する事になります
もし、新たに発生したEVの電力需要を満たすために、新たな発電所の稼動が必要になるとしたらどうなるでしょうか大量の石炭を必要とする火力発電の新設が必要になれば、ガソリン車を越えるCo2を排出する事に繋がります


このような事態を避けるために、多数のEVが一斉に充電を開始しグリッドへの負荷を上昇させないように、エネルギー負荷を平準化する機能が必要になります
この役割を担うのがスマートグリッドです
スマートグリッドが可能にする電力の需給調整機能により、各EVの充電時間をずらしたり、EVを分散型電源用のを巨大な蓄電池として利用するということが検討されています

Smartgrid9


■スマート・グリッドを実現するための課題

・ディカップリング
スマートグリッドは我々消費者にとっては、クリーンなエネルギーの使用により電気料金が安くなるという利点があります
しかし、これは電力会社にとっては、収益が減る事を意味します
多額の設備投資を要求されるスマートグリッドを実現して地球に優しい電力会社を目指した結果、自分達の経営が行き詰ってしまうのでは、実行するにはリスクが伴います

そこで、この電力会社の収益減を国が助成する制度をディカップリングと呼びます
こういった補償制度が米国等では既に実施されていますが、こういった助成制度も合わせて推進しなければならず官民一体となり推進する事がスマートグリッドには求められます

■スマートグリッドは未来へ続く緑の架け橋
開発しなければならない技術、全世帯への導入までに必要となる時間等、解決しなければならない課題は山積みですが、インフラ技術は日本が世界に誇れるものであり、今回の震災でもそのインフラ技術の高さを改めて世界が認める事になりました

しかし、優れたインフラ技術を誇りながらもスマートグリッドの全体構想やビジネスモデルの検討はインフラ後進国である米国の背中を追いかける状態になっています
この震災で受けた電力設備の復興をきっかけにして、官民一体となり、世界が目を見張るスマートグリッド実現に向けて前に進む事が出来るなら、日本の優れた技術がを世界へ輸出する大きなチャンスになるでは無いでしょうか

震災で受けた被害や、心の傷が癒えるにはまだまだ多くの時間を必要とするでしょう
しかし、いづれ日本はこの震災から立ち上がり前へ進みだすでしょう
そんな日本で、スマートグリッドはこれからの日本を背負う若者達が「希望溢れる未来」へ進むための「緑の架け橋」になるのでは無いでしょうか

東北北関東大震災で注目を集める「スマートグリッド」とは?:ASSIOMA:ITmedia オルタナティブ・ブログ

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「久米:「ニュースステーション」はね…「分かった気にさせる」だけなんです」 http://ow.ly/4mMTM

池上:
…私はデスクだったので、記者の原稿を直す権限が与えられていたものですから、じゃあ、私が息が継ぐところで、文章を切ってしまおうって
どんどん短い文章の積み重ねに変えていったんですよ
そしたら「あ、どんどんわかりやすくなる」
あるいは、文章を切っていくと論理的につながらないところが出てくるんですね
論理的につながらないものも、文章にするとつながっているようにカンチガイされるんですね
切っていくと論理的につながってるかどうかがわかる
つながらないところは切っていく
「大変わかりやすくなる」と

久米宏と池上彰の「ニュースなんですけど」 - 虚馬ダイアリー

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ギブ・アンド・シェアこそウェブの本懐~「日本のメディアが変わった10日間 小さなメディアの大きな力」 @kobahen

平時には既存メディアから負のイメージばかり強調されることもあったオンライン・メディアが、ここにきてひとつにまとまり、その威力を発揮しつつ、存在感をこれまでと違ったやり方で示したことの意味は大きい
現実社会と同様、皆が意思をもってオンライン上で行動するならば、小さなメディア群はそのスケールよりも大きなことをなし得るということを多くの人が気づき始めた
このことによって、日本のメディアを取り巻く環境は大きなバージョンアップを果たした気がする

【特別寄稿】日本のメディアが変わった10日間 小さなメディアの大きな力  | ReWired 再接続される未来 | 現代ビジネス [講談社]

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「報告に戦果。安心させて戦略。そもそも兵站はつまらない」語るべき順番がある @medtoolz

未知状況で安心を伝える

  • 原発災害の当初、情報が錯綜して、不安になった。そんな頃に発信された、日本の原発についてのお知らせ という、英国大使館の現状に対する見解をまとめた文章を読むことで、大きな安心感が得られた
  • 「ワーストシナリオとその対策を語る」こと、「今公開されている情報を吟味して、そこから導かれた見解を述べる」こと、「今までに発生した「本当の最悪」との比較を行ってみせる」ことが、未知の恐怖におびえている状況を安定化させるのだと思う
  • 「大丈夫だ信じろ」という言葉では、安心感が得られない。「ワーストはこうだ。対策はできる」と言われると安心できる
  • 「安全な最小値」と比較して何倍、という表現は安心につながらない。「本当の最悪と比較して何分の一」という言い回しは、同じ大きさを表現するにしても、安心感がある
  • 根拠を示さずに「大丈夫です信じて下さい」を繰り返す人は信頼されない。すでに公開されている情報をお互いに共有して、その信憑性や評価を行ってみせると信頼される。信頼された人が「大丈夫」という見解を語ることで、初めて安心が生まれる
  • 英国大使館の文中、本当の最悪として、チェルノブイリの事例が引用されていた。原発の仕組みが異なるから、本来この比較は正しくないのかもしれないけれど、誰もが知っている最悪を引き合いに出して、今想定されるどれだけひどい事態が発生しても、50km 離れて10日間我慢すれば、おおむね容認できるリスクで過ごせるよ、という落としどころは、とても分かりやすかった

すでに災厄に巻き込まれている人への対応

  • ワーストケースシナリオを引き合いに出す伝えかたは、すでに災厄の渦中にいる人たちへの説明としてはふさわしくないように思えた。危機対応をするときには、危機の当事者に対する説明と、周囲から危機を見守る人たちへの説明と、異なったやりかたを選択するべきなのだと思う
  • 当事者に対する説明は、まずは「成功していること」から入るのが、おそらく正しい。楽観と悲観と、災厄の渦中にある人は、すでに悲観に振り切れているから、まずは部分的な成功を語って、悲観に対する暫定的な対処を行ってから、現状の説明と、ワーストケースでなく、もっとも可能性の高い見通しを語るのがいいような気がする
  • 楽観的な見通しは不信を招く。「蓋然性の高い見通しはこうで、今はそれを実現すべく、こんなことをしています。状況が悪化した場合に備えて、こんな準備をしています」といった語りかたが無難であって、これは患者さんに病状説明をするときの基本でもある
  • 情報の伝達は、イベントごとでなく、時間ごとに、定期的に行うほうが望ましい。何が起きても、「あと○時間したら会見がある」と分かっていれば、多くの人は待てる。先が示されないと、憶測ばかりが広がっていく
  • 情報は公開するべきだけれど、公開された情報には、公開する側の見解をつけないといけない。見解の相違は議論を生むけれど、見解の不在は際限のない憶測を生んでしまう

語るべき順番がある

  • 作戦を立てるときには、まずは補給のことを考える。使えるお金や人員、それを使って、そもそもどの程度の作戦が遂行できるのか、まずはそうした大枠を決定して、そこで初めて戦略を考えられる。枠組みが決まって、方針が決定されて、それでようやく、個々の作戦を考えることができる
  • 報告するときには順番が逆になる。最初に報告されるべきは「戦果」でないといけない。それを聞いて安心できないと、戦略には耳を傾けてもらえないし、そもそも兵站要素というものはつまらないから、興味を持たれない
  • 「爆発しそうだ」というニュースが何度も流れた夜、情報は足りなくて、とにかくこのあと総理大臣の会見があるからそれを待ちましょうなんて、どのチャンネルを見てもそういう流れだった、あの日の会見は最悪だった
  • あの時期、情報を持っているのは東京電力と政府だけで、政府のトップが「情報を出す」と宣言して、総理の口から出てきたのは「がんばっている」という言葉だった
  • 総理は最初に、全国の人たちが「がんばっている」こと、自分もヘリで全国を視察して「がんばっている」ことを伝えた。「がんばっている」の連呼で10分間、原子力発電所の現状はどうなのか、それがいい結果にせよ、悪い結果にせよ、日本中が注視している中、総理はひたすら、「それ以外」のことをしゃべり続けて、「戦果」への言及は別の大臣に譲った
  • 最初に語られた「誰もががんばっている」という発言は、言ってみれば「兵站」の報告だった。誰もが「がんばっている」のは当然のことであって、ここから語る人というのは要するに、「自分は信用されていないのではないか」という不安があるから、最初に「信用してください」なんてメッセージを送ろうとして失敗する。聞き手がリーダーを信じていない、リーダーもまた、国民を信じていないとき、まず真っ先に兵站が語られて、両者の溝は深まっていく
  • 状態の悪い患者さんを経験の浅い研修医が受け持って、病状をご家族に報告しなくてはいけないときに、同じようなミスをする。悪い話は誰だってしたくないから、研修医はたいてい、時候の挨拶をはじめて、そのあとずっと、病気の原理や治療方法を、教科書の朗読みたいな話を続ける。ご家族にしてみれば、とにかく現状はどうなのか、それがたとえば手術だったら、それが成功したのかどうか、まず真っ先にそこを聞きたいのに、研修医は「本質を」語ろうとして、ご家族からは「どうでもいいこと」を延々と語っているように聞こえて、かえって不信を深めてしまう
  • 自分の責任で何かの決断をして、それが裏目に出ることなんていくらだってある。誰でも我が身はかわいくて、保身は大切だから、我が身をかばった帰結として、自分たちの業界では、「手術は成功しましたが、患者さんの状態は必ずしも楽観を許しません」という言い回しに、たいていの人が行き着く。問題のスケールが違いすぎるけれど、こういう順番がなされていないあの時点で、総理はたしかに「仮免許」の人なんだろうと思う

危機コミュニケーション覚え書き - レジデント初期研修用資料

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「最初は日本称賛で始まった」 加藤祐子さんのレポート

ご承知のように震災発生からこちら、海外メディアには「JAPAN」のニュースが溢れかえりました
悲嘆の言葉、応援の言葉、称賛の言葉、そして批判の言葉も
そこから透けて見えたのは、日本と日本人の姿もさることながら、伝える側の恐怖、そして伝える側の地金でした
(gooニュース 加藤祐子)

日本の真の色が光るように 外国メディアも混乱しまくった大惨事のその先で(gooニュース・JAPANなニュース) - goo ニュース

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都内の水道中の放射線調査結果 http://ow.ly/4mG7j

都内の水道中の放射線調査結果

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「210対33,000,000,000,000,000,000,000,000の危険」 http://ow.ly/4lVa0

前回、放射性ヨウ素について書きましたが、その後事態はなかなか改善の方向に向かわず、ついに関東各地の上水道からも基準を超えるヨウ素131が検出されました
東京でも水の買い占めが起こり、筆者も今朝学内の生協にいってみたら、大学とは関係なさそうな人たちが大量のミネラルウォーターをかごに詰め込み、レジに並んでいるのを見かけました

筆者は以前、拙著「化学物質はなぜ嫌われるのか」にて、化学物質の恐怖を煽ってしまった要因の一つは分析機器の進歩だ、ということを書きました
ダイオキシンにしろ水銀にしろ、近年の恐ろしく鋭敏な分析機器にかかれば、空気からも水からもなにがしかの量が検出されます
昔はゼロだと思って安心していたものが、実は微量でも存在していると知ると怖くなってしまうのが人間心理です

まして放射能は、あらゆるものの中で最も検出しやすいものといっても過言ではありません
ウィルソンの霧箱など、比較的原始的な装置でも1原子の放つ放射線が見えてしまうほどです

今回東京で問題となった水道水は、210ベクレル/リットルのヨウ素131を含んでいたとのことです
これは、1リットルあたり1秒間に210個のヨウ素131が放射線を放ったことを意味します
そして1リットルの水は、3.3×1025個の水分子を含みます
210対33,000,000,000,000,000,000,000,000という対比を見れば、これがいかに低濃度かわかっていただけると思います

「汚染」された水道水や野菜がどの程度危険か、松永和紀氏のブログで計算がされています
放射能の単位はいろいろな種類があってわかりにくいのですが、それらの換算などについても載っていますのでぜひご覧下さい

放射能に限らず、こうした影響は「ごく微量でも取り込んだらその瞬間にアウト」という、1か0かの問題ではありません
摂取量があるところまでは問題なし、その後増えてゆけば少しずつ何らかの病気になる確率が高まる――というものですので、完璧に安全というラインは引けません
「ただちに健康に影響はない」という、何だか歯切れの悪い言い方にならざるを得ないのはこのためです
ただし現在の基準値というものは、「少々基準値を超えた水や野菜を何回か食べたところで、事実上全く健康に影響しない」という、非常に安全側に振ったところに設定されています
このあたりは日経ビジネスオンラインの記事の、山下俊一・長崎大学教授の解説をご覧下さい
氏の言葉を借りれば「イメージとしては100万分の1の危険を防ぐような発想」ということです

どうしても気になる人、乳児のいる家庭などでは、何らか対策を講じればよいでしょう
ヨウ素131の半減期は8日ですので、水道水を密閉容器に取り置いて一月も待てばまず危険のないレベルまで下がります
ちなみに煮沸してもヨウ素は飛んでいきませんので、これは有効な手段ではないとのことです


実のところ、こうした「水道水や野菜は安心」という話を書くのは、少々気が引ける面もあります
状況が一向に好転せぬ中、放射能への警戒心を緩めるような物言いは問題だ、という意見もあるからです
もちろん現在の事態は、とうてい楽観視できるようなものではありません

ただし、放射能という目に見えない敵がこれだけ騒がれると、どうしても浮き足立つのが人情です
3000万首都圏民が一斉に水や食料の買い占めに走れば、極めて厳しい事態にさらされている東北の被災者へ渡るべき物資は、一瞬でなくなります

筆者は、茨城北部の実家――東北に比べれば遥かに軽微ですが、10日以上ライフラインが復旧せず、数リットルの水を確保するために何時間も行列する生活を送っている被災地――と、ほぼ危険も不便もない日常生活を送っている都民が、水の買い占めに走っている姿の両方を目の当たりにしています
これはいくら何でもまずい、都民はもう少し冷静に振る舞うべきではないか――という思いで、筆者はこの記事を書いたことを付記しておきます

有機化学美術館・分館:水道水からヨウ素131検出 - livedoor Blog(ブログ)

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「高き住居は子孫に和楽 想え惨禍の大津浪 此処より下に家を建てるな」 http://ow.ly/4lb5F

"TSUNAMI" 失敗は伝わらない

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「公的資金を投入後、送電網線網をとりあげる。ヨーロッパ型の電力体系へ」田中優 http://ow.ly/4l9L5

国は一度はお金を払わざるを得なくなるけれど、その分あとで東京電力によこせと言わざるを得なくなるでしょう?
その時に、東京電力が持っている送電線を担保に取ってしまえばいい
インフラとなる送電線を、道路のように自由利用の原則に戻してしまうわけです
そうなれば、みんなが原発以外の方法で作ったエネルギーを流すことができるようになり、欲しい人はそこから買えばいいわけだから
すると、いきなりヨーロッパ型の電力体型にもっていけるわけなんです

田中優×小林武史 緊急会議(1)「今だからこそできる話がある」 - FEATURE - エコレゾ ウェブ

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「原発震災」~石橋克彦 私の考え http://ow.ly/4l9Ek

「原発震災」という言葉・概念

石橋克彦 私の考え -2011年東北地方太平洋沖地震による「原発震災」について-

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「双葉町の放射能レベルは、チェルノブイリ並み。政府が安全宣言をしていた3月13日時点でのこと」広河隆一 http://ow.ly/4l8Gp

tora199105's Channel

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公開希望します!「放射性物質の拡散予測、政府公表せず」 @YOMIURIONLINE

福島第一原発の事故で、文部科学省が行った放射性物質の拡散予測の結果が公表されていないことに、専門家から批判が上がっている


今回のような事故を想定して開発されたシステムだが、「生データを公表すれば誤解を招く」として明らかにされていない

このシステムは「SPEEDI(スピーディ)」と呼ばれ、炉心溶融に至った1979年の米スリーマイル島の原発事故を踏まえ、開発が始まった。現在も改良が進められ、2010年度予算には7億8000万円が計上された

コンピューターで原発周辺の地形を再現し、事故時の気象条件なども考慮して、精密に放射性物質の拡散を予測する
今回の事故でも、原発内の放射性物質が広範囲に放出された場合を計算
政府が避難指示の範囲を半径20キロ・メートルに決める時の判断材料の一つとなった

住田健二・大阪大学名誉教授は「拡散予測の結果を含め、専門家が広く議論し、国民が納得できる対策をとれるよう、情報を公開すべきだ」と批判する

(2011年3月23日01時52分  読売新聞)

放射性物質の拡散予測公表せず、批判の声 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

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「Nucler Safety Research Group」 http://ow.ly/4jd5D

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Nucler Safety Research Group

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「背景には、同原発をめぐる東電の発表に対する不信感がある」米、U2投入 @msnsankeinews

2011.3.18 22:12

米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は18日、米軍が無人偵察機グローバルホークに加えてU2偵察機を投入、東京電力福島第1原発の原子炉建屋内部の解析などに当たっていると報じた
民間専門家は、スパイ衛星も使われている可能性があるとしている

グローバルホークやU2は通常、北朝鮮の核施設を監視するために飛行している
高度な偵察能力を備えた米軍機の投入は、オバマ政権が現在の事態を安全保障上の緊急課題ととらえている表れといえる

同紙によると、米軍は日本政府の許可を得てU2などによる情報収集を実施
背景には、同原発をめぐる東電の発表に対する不信感がある
複数の米当局者は同紙に対し、東電が事故の危険性を過小評価し対応が遅れたため、被害を拡大させたと述べた

(共同)

【放射能漏れ】米、U2偵察機も投入 原発内部を解析と報道 - MSN産経ニュース

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普段から自然に浴びている放射線の量を一目で比べられる巨大なインフォグラフィクス @dailynewsagency

東北地方太平洋地震に関連して、自然界に存在する放射線量と様々な安全基準を一目で比べられる便利な図が公開されています。放射線被ばくが心配な人もたくさんいると思いますので日本語に訳してみました。「今テレビで言ってた○○シーベルトってどれくらいなのかなぁ」と直感的につかみたいときにとても便利です。


このチャートを作成したのはおそらくネットで最も影響力があるWebコミック「XKCD」のチーム。さすがにタイムリーです。

下の図をクリックするとフルサイズで表示できます。1134×1133ピクセルと少しサイズが大きいのでご注意ください。

こんな感じで、色々なものから発せられる放射線量について一目で比べることができます。

ソース:Radiation Chart « xkcd

普段から自然に浴びている放射線の量を一目で比べられる巨大なインフォグラフィクス(翻訳済) – DNA

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「仙台や石巻の田んぼを掘ると、深さ数十センチに厚さ数センチの砂の層が観察できる。これが過去の巨大津波を示す地層の証拠、津波堆積物である」 http://ow.ly/4io4R

仙台や石巻の平野に広がる田んぼで穴を掘ると、地表から深さ数十センチのところに厚さ数センチの砂の層が観察できる(図左)
これが過去の巨大津波を示す地層の証拠、津波堆積物である
津波堆積物は海底や海岸の砂礫(れき)が津波の営力によって内陸に運ばれて堆積し、地層として保存されたものである
つまり津波堆積物の分布を調べれば、過去の津波の浸水範囲を知ることができる
東北大学や筆者らの研究チームによるこれまでの地道な地質調査により、宮城県から福島県の沿岸各地で貞観地震の津波堆積物が発見され、その分布範囲は当時の海岸線から内陸約3~4 キロまで分布していることが分かっていた(図右)
つまり過去にも今回の地震と同様に、仙台や石巻の平野を一面浸水させるような規模の巨大津波が生じていたのである

過去の巨大津波は貞観地震だけではない
貞観地震の津波堆積物よりさらに深く掘り進めると同様の地層の証拠が数層見つかる
巨大津波ははるか昔から繰り返し起こっていたのである
地層の積み重なりを丹念に調べ、各種の分析から津波の発生時期を検討した結果、その繰り返し間隔は約500~1000年間隔であることが解明された
貞観地震からの経過時間を考えると次の巨大津波はいつ来てもおかしくない状況にあったのだ

ハンディジオスライサーと呼ばれる人力掘削装置を用いた地質調査の様子とそこで抜き取られた地層の写真 石巻平野における貞観地震の津波堆積物の分布とそれに基づいてコンピュータで再現した津波浸水域
ハンディジオスライサーと呼ばれる人力掘削装置を用いた地質調査の様子とそこで抜き取られた地層の写真 石巻平野における貞観地震の津波堆積物の分布とそれに基づいてコンピュータで再現した津波浸水域

オピニオン 宍倉 正展 氏(産業技術総合研究所 活断層・地震研究センター 海溝型地震履歴研究チーム長)「緊急寄稿『地層が訴えていた巨大津波の切迫性』」 科学技術 全て伝えます サイエンスポータル / SciencePortal

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「1967年の1号機着工時は、GEの設計をそのままコピーしたので、津波を全く想定していなかった」 @doshinweb

東京電力福島第1原発を設計した東芝の元技術者、小倉志郎さん(69)=横浜市=が16日、東京の外国特派員協会で記者会見し「1967年の1号機着工時は、米国ゼネラルエレクトリック社(GE)の設計をそのままコピーしたので、津波を全く想定していなかった」と明かした

三陸沿岸は津波の多発地帯だが、津波が比較的少ない米国技術が今回の被害の盲点となった可能性がある

日本の原子力発電は英米の技術輸入で始まり、福島原発はそのさきがけ
小倉さんは1、2、3、5、6号機の冷却部分などを設計し「1号機は、日本側に経験がなく無知に近い状態だった
地震津波の多発地帯とは知っていたが、批判的に検討、判断できなかった」と話した
2号機からはGEの設計図を改良したが、「マグニチュード8以上の地震は起きない、と社内で言われた
私の定年が近くなってやっと、地震対策の見直しをしたが、それでも大地震は想定しなかった
責任を感じる」と述べた

福島原発設計 元東芝の技術者 「津波全く想定せず」-北海道新聞[道外]

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「自己犠牲…犠牲という言葉にはアルコールのようなものが含まれていて、簡単に酔うことができる上に正常な判断を無くしてしまいがちです」 @AsmodeusDB

私は、人助けは趣味でやるようなことだと考えていま

趣味なので、自分自身の生活を脅かすほどに傾倒してはならないですし、楽しんでやるように仕向けるのが良いでしょう
自分のことすらままならない人が他人を救うなどできませんし、楽しくないことは継続することもできません
それは結果的に功利的ではないことです
自己犠牲は尊い精神ですが、これもあまりやるべきではな
犠牲という言葉にはアルコールのようなものが含まれていて、簡単に酔うことができる上に正常な判断を無くしてしまいがちです
今の日本で、自己犠牲をしなければ人を助けられないような状況は、あまり無いと思うのです

東北関東大震災で義心を感じる人へ 持続不可能な感情と継続可能なシステムについて - じゃがめブログ

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「「安心して待っていて」とメールで伝えると、「信じて待っています」と返信があった」 @asahi

図:消防庁の放水オペレーション拡大消防庁の放水オペレーション

 「非常に難しく危険な任務だった。国民の期待をある程度達成でき、充実感でほっとしている」――。東京電力福島第一原発の冷却作戦で、10時間以上の「連続放水」を成功させた東京消防庁の派遣隊員の一部が19日夜、帰京した。佐藤康雄総隊長(58)ら3人が東京都内で記者会見し、心境を語った。

 会見したのは、災害救助のスペシャリストである「ハイパーレスキュー」の冨岡豊彦隊長(47)と高山幸夫隊長(54)。

 冨岡隊長は「大変だったことは」と問われると、「隊員です」と言って10秒ほど沈黙。涙を浮かべ、声を震わせながら、「隊員は非常に士気が高く、みんな一生懸命やってくれた。残された家族ですね。本当に申し訳ない。この場を借りておわびとお礼を申し上げたい」と言った。

 高山隊長は18日、職場から直接現地に向かった。妻に「安心して待っていて」とメールで伝えると、「信じて待っています」と返信があったという。

 佐藤総隊長も妻にメールで出動を伝えた。「日本の救世主になってください」が返事だった。

 高山隊長は今回の任務を「目に見えない敵との闘い」と振り返った。注意したのは放射線量。「隊員たちが常に測定しながら安全を確認し、アピールしてくれた。仲間のバックアップがあったから任務を達成できた」と話した。

 会見では、作戦の具体的な中身も明かされた。

 佐藤総隊長によると、派遣隊は本人が承諾した隊員から選抜された。

 原発に入ったのは18日午後5時5分。作戦は当初、車から出ずに車両でホースを延ばす予定だった。8分で設置できる計算だった。だが、海岸付近はがれきだらけ。車が走れそうなルートだと2.6キロあり、ホースが足りない。

asahi.com(朝日新聞社):消防放水「命中を確信」 涙の隊長、家族に陳謝 - 社会

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「大阪市バス」3月12日(土)11時30分・車両2台に支援物資(毛布1800枚、乾パン1万食)を積み、被災地に向けて出発。 @news2ch_visca

 
1:名無しさん@涙目です。(大阪府):2011/03/18(金) 19:01:31.67 ID:D8TE2G4HP

津波で壊滅的な被害を受けた」岩手県大槌町を走る大阪市交通局のバス

大阪市バス「おるかーー?」
被災地住民「え…?ど、どちらまでしょうか…?」
大阪市バス「よーし、おるな!いくわ!」
被災地住民「え、え!?」

キキーッ、ガチャ

大阪市バス「ここやで、トントン(大量の救援物資)」

   大 阪 市 バ ス は 神


11:名無しさん@涙目です。(catv?):2011/03/18(金) 19:06:00.30 ID:bndO2OGx0
これは神やろ

7:名無しさん@涙目です。(大阪府):2011/03/18(金) 19:04:00.71 ID:zcTgus730
えっなにこれは

22:名無しさん@涙目です。(大阪府):2011/03/18(金) 19:09:32.20 ID:hEFo6dFtP
ワロタ
市バスが被災地走ってるwww

55:名無しさん@涙目です。(関西地方):2011/03/18(金) 19:23:41.98 ID:v1O625Iy0
かっけー

153:名無しさん@涙目です。(チベット自治区):2011/03/18(金) 20:58:13.44 ID:Hrx8eVEX0
瓦礫の中に市バス
すげー絵だな
10:名無しさん@涙目です。(大阪府):2011/03/18(金) 19:05:46.99 ID:zcTgus730
ガチだった

大阪市では、被災地支援のため大阪市災害対策本部を設置しています。

交通局は、平成23年3月12日(土)、仙台市に向けて、救援物資の運搬用として市バス車両2台を出動させるとともに、先遣隊として管理職1名及びバス運転手6名を派遣するとともに、仙台市交通局における地下鉄の被害状況等を確認するため、土木職員1名を派遣しました。
今後も、職員派遣、機材、物資の提供など継続的な支援を行っていきます。

【支援内容】
○ 市バス車両の出動及び職員の派遣
◇ 平成23年3月12日(土) 11時30分
・ 市バス車両2台に支援物資(毛布1,800枚、乾パン1万食)を積み、被災地に向けて出発。先遣隊として、土木職員を含む管理職2名及びバス運転手6名が同乗。
◇ 平成23年3月13日(日)
・ 仙台市到着後、支援物資運び出し。
・ 仙台市交通局において被害状況や支援要請について状況聴取。
http://www.kotsu.city.osaka.jp/news/news/h22/110315_hisaichi-shien.html

【画像あり】大阪市バスがかっこよすぎると話題に 「大 阪 市 バ ス は 神」 | ニュース2ちゃんねる

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なぜ原発の冷却に苦闘するのか @webronza

原子力安全・保安院は18日、原子力事故の深刻度を評価するときの尺度である国際原子力事象評価尺度(INES)の暫定値を発表した
これまでの事故では、チェルノブイリが最も深刻で「7」、米国スリーマイルアイランド事故が「5」、日本のJCO事故が「4」
3以下は事故ではなく、「異常事象」と位置づけられている
今回の福島第1原発については1~3号機が「5」、4号機は「3」とされ、すでに安全に停止した福島第2原発の1、2、4号機は、「重大な異常事象」の「3」とされた

福島第2原発は、深刻な事態が続いている福島第1原発から南に11キロ余りの海辺にある
ここには四つの原子炉があり、11日はいずれも運転中だったが、地震発生と同時に自動停止した
しかし、夕方になって1号機から冷却材(つまり、水)が漏れている兆候が見つかった
午後8時には外部電源を確保できたものの、除熱能力が不十分で、翌12日朝、1、2、4号機の冷却が不十分になる可能性があると東電が判断、法律に定められた「緊急事態通報」を政府にした
圧力抑制がうまくいかないということで、圧力を減らすため放射性物質を含んだ蒸気を逃す「ベント」の準備を始め、政府は第2原発から半径3キロ圏に避難指示、3キロ以上10キロ圏内には屋内待避指示を出した
だが、まず12日昼過ぎに3号機が冷温停止し、14日夕方に1号機と2号機が冷温停止
4号機は一部のポンプ機能が低下するなどのトラブルがあったが、16日朝に冷温停止した
結局、放射性物質の外部放出は準備しただけで実行することなしに安全な停止ができた
地震当日の夜から外部電源を確保できたことが大きかったとみられる

評価尺度は、所外への影響、所内への影響、原子炉内の不備、の三つの観点から判定する
今回、第2原発は放射性物質による汚染こそ出さなかったものの、所外に避難指示を出すという点で大きな影響を及ぼしたので、「事故にはいたらなかったけれど重大な異常事象」と判定したと考えられる
18日の段階で第2原発は安全に止まっている

拡大福島第一原発の(手前から)1号機、2号機、3号機
白煙の奥の白い壊れた壁が4号機=15日午前7時33分、東京電力提供

第1原発については、12日に「暫定4」と保安院が発表していた
18日の記者会見での説明によると、これは12日午後に水素爆発を起こした1号機だけを対象にしたもので、このときは核燃料の損傷が少しあると見て「所外への大きなリスクを伴わない事故」レベル4とした
その後、14日には3号機で水素爆発が起こって建物の上部が吹っ飛び、15日には2号機でも爆発が起きて圧力抑制室が壊れた
専門家からは燃料の損傷は3%以上に及ぶという評価が下され、原子炉内の圧力を減らすための蒸気放出だけでなく、爆発に伴う放射性物質漏れもあったとみられたことから、1~3号機のいずれもが「所外へのリスクを伴う事故」レベル5となった

4号機は定期点検中で原子炉に核燃料はなかったが、それを保管していたプールの水温が上がり、水蒸気が出ている
水が減って核燃料が水の上に顔を出すと、核燃料の温度が上がり危険な現象が起きるのではないかと心配されているが、東京電力は4号機のプールの水位は高いと判断しており、現段階では「事故」ではなく「重大な異常事象」のレベル3と判断したようだ
ここでは火事も起きたが、核燃料の漏出に関係しない出来事はこの尺度では考慮されないので、「事故」までには至っていないという判断になったのだろう

第1原発では、18日現在、外部電源をつなぐ必死の作業が続いている
第2原発がすでに冷温停止していることを考えると、電気が来ることがいかに重要かわかる

なぜ原子炉は運転を止めても熱を出し続けるのだろうか
これこそ核エネルギーを利用するとき必ずつきまとう課題なので、説明しておきたい

ウランに中性子をぶつけると、ウラン原子核は二つに割れ、中性子とエネルギーが飛び出す
これが核分裂だ
割れ方はいろいろで、40通り以上あるという
代表的なのは、キセノンとストロンチウムに割れるというものだが、割れたものは不安定ですぐに放射線を出して別の原子核に変わる
こういう現象を「核崩壊」と呼ぶ
核崩壊でできた原子核も同じく不安定な場合が多く、安定な原子核に行き着くまで次々と放射線を出す反応が進む
こうして出てくる放射線が全体を熱する
これを「崩壊熱」と呼んでいる

運転中はこの熱も発電に使うので問題はない
問題は止めたときだ
核分裂反応はすぐに止めることができるが、崩壊熱は止めることができない
自然に進んでいく現象だからだ
核分裂をさせていたとき出ていた熱を100とすると、とめたときの熱は8ぐらい、数時間たっても1ぐらいの発熱で、その後の発熱量はゆっくりとしか減っていかない
「余熱」と聞くと放っておけば自然に冷めると思ってしまうが、核燃料の場合は発熱がいつまでも続くのだ
しかも元々の100の熱というのが何十万キロワットという大きさだから、たとえ100分の1になってもかなりの発熱になる
そして、燃料自体の熱が上がると、核燃料を覆っていた合金が融けたり、思わぬ化学反応が起きたりする
それで放射性物質が気体となって外に出てくることもある
もっとも恐いのは、高温状態が長く続いた結果、せっかく止めていた核分裂反応が再開してしまうことだ

核分裂反応の再開だけは何としても食い止めなければならないと、現場は奮闘しているのである

深刻度はレベル5-なぜ原発の冷却に苦闘するのか【無料】 - WEBRONZA+科学・環境 - WEBマガジン - 朝日新聞社(Astand)

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「東北関東大震災の被災地を全力で支援しています」大阪市

[2011年3月18日]

東北関東大震災でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りし、被災された皆様に心からお見舞いを申しあげます。

大阪市では、被災地が求めているものを一刻も早く届けたいという思いで、震災発生直後から、仙台市、国等からの要請に応えて、災害派遣医療チーム・保健師や消防隊の派遣、毛布・飲料水・食糧・日用品などの物資の提供を行っております。

また、被災者の方を対象に市営住宅空き住戸を提供するとともに、大震災の影響を受けている中小企業向け特別相談窓口を開設しております。

さらに、京都・神戸・堺の関西4政令市で緊急市長会議を開催、情報共有するとともに、阪神・淡路大震災の教訓を活かした今後の協力体制を確認し、緊急アピール(PDF:3.75KB)を取りまとめるなど、連携して被災地を支援しています。

同時に、市民の皆様の善意を速やかに被災地へと届けられるよう、募金・義援金については、市役所、区役所、各区スポーツセンターなどでも受け付けております。

今後とも、被災地の支援と復興のため、全力をあげて取り組んでまいります。
市長 平松 邦夫

義援金(平成23年3月18日(金))

81,196,041円 (義援金集計額は3月17日現在)

市民のみなさんの善意が集まっております。ご協力ありがとうございます。

平成23年3月18日(金)に決定した大阪市の支援内容

関西4都市緊急市長会議の写真

・保健師6名、運転手2名、宮城県塩釜保健所岩沼支所管内避難所で活動

・毛布10,000枚 岩手県へ搬送

これまでの大阪市の支援内容

大阪市職員派遣総数  371名

救命救急支援

救命救急支援隊出動の様子

・災害派遣医療チームDMAT6名(医師3名、看護師1名、業務調整員1名、運転手1名)を派遣  岩手県医科大学附属病院で活動

・消防派遣隊 181名    岩手県で活動

・医療救護班 10名(医師5名、看護師2名、助産師1名、薬剤師1名、事務職員1名)

・保健師派遣 6名(保健師4名、運転手2名) 宮城県塩釜保健所等で活動

・水道・建設・下水先遣隊等 20名 茨城県、岩手県等で活動

※写真提供:産経新聞大阪本社

物資支援

支援物資が積まれた市バス

毛布11,000枚、乾パン10,000食分、アルファ化米80,000食分 仙台市などへ

ほんまやペットボトル(高度浄水処理水)350ml 1,776本、500ml 43,200本  茨城県茨城町、仙台市などへ

ポリ容器(10リットル用)3,000個、3リットル給水袋4,500個、発電機、投光機など

オムツ21パック、おしりふき15パック、哺乳瓶5本、生理用品6パック、マスク1箱、冷却シート7箱、粉ミルク266缶 宮城県塩釜保健所へ

※(社)大阪府トラック協会に搬送協力いただきました。

※写真提供:産経新聞大阪本社

受け入れ支援

お問い合わせ

大阪市危機管理室
電話: 06-6208-7388 ファックス: 06-6202-3776
住所: 〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所5階)

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大阪市市民の方へ 東北関東大震災の被災地を全力で支援しています

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Nuclear plant chief weeps as Japanese finally admit that radiation leak is serious enough to kill people @MailOnline

By David Derbyshire
Last updated at 11:27 PM on 18th March 2011

  • Officials admit they may have to bury reactors under concrete - as happened at Chernobyl
  • Government says it was overwhelmed by the scale of twin disasters
  • Japanese upgrade accident from level four to five - the same as Three Mile Island
  • We will rebuild from scratch says Japanese prime minister
  • Particles spewed from wrecked Fukushima power station arrive in California
  • Military trucks tackle reactors with tons of water for second day
Overwhelmed: Tokyo Electric Power Company Managing Director Akio Komiri cries as he leaves after a press conference in Fukushima

Overwhelmed: Tokyo Electric Power Company Managing Director Akio Komiri cries as he leaves after a press conference in Fukushima

The boss of the company behind the devastated Japanese nuclear reactor today broke down in tears - as his country finally acknowledged the radiation spewing from the over-heating reactors and fuel rods was enough to kill some citizens

Japan's Nuclear and Industrial Safety Agency admitted that the disaster was a level 5, which is classified as a crisis causing 'several radiation deaths' by the UN International Atomic Energy.

Officials said the rating was raised after they realised the full extent of the radiation leaking from the plant. They also said that 3 per cent of the fuel in three of the reactors at the Fukushima plant had been severely damaged, suggesting those reactor cores have partially melted down.

After Tokyo Electric Power Company Managing Director Akio Komiri cried as he left a conference to brief journalists on the situation at Fukushima, a senior Japanese minister also admitted that the country was overwhelmed by the scale of the tsunami and nuclear crisis.

He said officials should have admitted earlier how serious the radiation leaks were.

Chief Cabinet Secretary Yukio Edano said: 'The unprecedented scale of the earthquake and tsunami that struck Japan, frankly speaking, were among many things that happened that had not been anticipated under our disaster management contingency plans.

'In hindsight, we could have moved a little quicker in assessing the situation and coordinating all that information and provided it faster.'

Nuclear experts have been saying for days that Japan was underplaying the crisis' severity.

It is now officially on a par with the Three Mile Island accident in Pennsylvania in 1979. Only the explosion at Chernobyl in 1986 has topped the scale.

Deputy director general of the NISA, Hideohiko Nishiyama, also admitted that they do not know if the reactors are coming under control.

He said: 'With the water-spraying operations, we are fighting a fire we cannot see. That fire is not spreading, but we cannot say yet that it is under control.'

But prime minister Naoto Kan insisted that his country would overcome the catastrophe

'We will rebuild Japan from scratch,' he said in a televised speech: 'In our history, this small island nation has made miraculous economic growth thanks to the efforts of all Japanese citizens. That is how Japan was built.'

It comes after pictures emerged showing overheating fuel rods exposed to the elements through a huge hole in the wall of a reactor building at the destroyed Fukushima nuclear plant.

Radiation is streaming into the atmosphere from the used uranium rods at reactor number four, after a 45ft-deep storage pool designed to keep them stable boiled dry in a fire.

And some of the radioactive material could reach Britain within a fortnight, according to experts.

However they say it will not be dangerous when it reaches our shores while low levels of radiation have already hit Southern California.

Scroll down for video

Exposed: A gaping hole is seen in the building of reactor number four at Fukushima plant in Japan. The green crane, circled, is normally used to move spent fuel rods into a 45ft storage pond, just out of shot. But the pool has now boiled dry

Exposed: this shots shows a gaping hole in the building of reactor number four. The green crane, circled, is normally used to move spent fuel rods into a 45ft deep storage pond, just out of shot. But the pool has now boiled dry and the spent rods are heating up and releasing radiation

Boiled dry: This shot shows of the inside of reactor number four at the Fukushima nuclear plant before the disaster. The spent fuel storage pool is seen at the front of the shot. The rods are at the bottom of the pool, which has now boiled dry

Boiled dry: This shot shows of the inside of reactor number four at the Fukushima nuclear plant before the disaster. The spent fuel storage pool is seen at the front of the shot. The rods are at the bottom of the pool, which has now boiled dry

A UN official said the radiation reaching America is 'about a billion times' beneath health-threatening levels.

An airborne plume of radiation is expected to be swept towards Europe, and again officials stress that the levels reaching the UK will not be high enough to pose any risk to human health.

Lars-Erik De Geer of the Swedish Defence Research Institute, said particles would eventually be detected across Europe.

'It is not something you see normally,' he said. 'But it is not high from any danger point of view. It is only a question of very, very low activities so it is nothing for people to worry about.'

The prediction that particles could reach Britain within two weeks is based on previous data, gathered by scientists observing nuclear testing in China.

Meanwhile,  workers at the devastated power station are continuing their desperate battle to prevent a complete meltdown which some fear could be as bad as Chernobyl.

The latest pictures show a whole wall missing from the building housing reactor number four. Inside, a green crane normally used to move spent fuel rods into the storage pool can be seen. Underneath the crane, but not seen in the picture, is the 45ft-deep spent fuel storage pool which has boiled dry.

Officials at Fukushima are rapidly running out of options to halt the crisis. Military trucks are spraying the reactors for a second days with tons of water arcing over the facility.

Engineers are trying to get the coolant pumping systems knocked out by the tsunami working again after laying a new power line from the main grid.

And they today admitted that burying reactors under sand and concrete - the solution adopted in Chernobyl - may be the only option to stop a catastrophic radiation release.

It was the first time the facility operator had acknowledged burying the sprawling 40-year-old complex was possible, a sign that piecemeal actions such as dumping water from military helicopters or scrambling to restart cooling pumps may not work.   

'It is not impossible to encase the reactors in concrete. But our priority right now is to try and cool them down first,' an official from the plant operator, Tokyo Electric Power Co, told a news conference.   

But some experts warned that even the concrete solution was not without risks.

'It's just not that easy,' Murray Jennex, a professor at San Diego State University in California, said when asked about the so-called Chernobyl option for dealing with damaged reactors, named after the Ukrainian nuclear plant that exploded in 1986.   

'They (reactors) are kind of like a coffee maker. If you leave it on the heat, they boil dry and then they crack,' he said.   

'Putting concrete on that wouldn't help keep your coffee maker safe. But eventually, yes, you could build a concrete shield and be done with it.'   

And Yukiya Amano, the head of the U.N.'s International Atomic Energy Agency said workers were in a 'race against the clock' to cool the reactor.

Attempts to quell the overheating plant with waterbombs from helicopters yesterday failed and despite the army pelting the site with water cannon, radiation levels rose higher.

Engineers are also working to restore power to the coolant pumping system knocked out by the tsunami.

Destroyed: A satellite image of the Fukushima nuclear station shows the destroyed reactor buildings and radioactive steam rising form the plant

Destroyed: A satellite image of the Fukushima nuclear station shows the destroyed reactor buildings and radioactive steam rising form the plant

There was a potential breakthrough when engineers succeeded in connecting a power line to Reactor 2. This should enable them to restore electricity to the cooling pumps needed to prevent meltdown.

But it is not certain the system will work after suffering extensive damage.

As the crisis entered its eighth day, the Japanese government was facing growing international condemnation for its handling of the world's second worst nuclear disaster since Chernobyl and for the lack of information it is giving experts and the public.

Officials have declared a 12-mile evacuation zone around the plant on the north eastern coast. Another 140,000 people living within 18 miles have been told not to leave their homes.

But Britain, which is pressing Japan to be more open about the disaster, has advised citizens to give the area a 30-mile berth and to quit Tokyo nearly 150 miles to the south.

Yesterday thousands headed to Tokyo's airport to leave the country for whichever destination they could find.

Two Foreign Office-ordered chartered flights, with almost 600 seats, begin their work today to bring Britons home.

America, France and Australia are also advising nationals to move away from the plant.

A week after the earthquake and tsunami, authorities are still struggling to bring it back from the brink of disaster.

Four of six nuclear reactors at the site have been hit by explosions and fires which have sent clouds of low-level radiation into the air.

The team of exhausted workers battling to prevent meltdown at the site – dubbed the 'Fukushima Fifty' – are unable to approach the most badly damaged reactors because radiation levels are so high.

Yesterday concern focused on two large tanks used to store spent nuclear fuel at Reactors 3 and 4.

Hydrogen explosions blew the roofs off both buildings earlier this week, leaving the pools exposed to the elements.

Water levels in the tanks have dropped dramatically in the last few days, possibly because of a leak caused by the earthquake. Waste in Reactor 3 is completely exposed to the air and is emitting alarming levels of radiation as it heats up.

Dangerous work: officials wearing protective clothing and respirators head towards the Fukushima nuclear plant

Dangerous work: officials wearing protective clothing and respirators head towards the Fukushima nuclear plant

 Graphic showing the International Nuclear and Radiological Event Scale with examples from each level of the alert. RNGS. (TOR01) 10cm wide

Getting worse: The Inernational Atomic Energy Agency has upgraded the disaster to a level five. But French officials have previously claimed it is  a six

Staging point: Fiire engines gather in Iwaki today as they prepare to douse overheating reactors and spent fuel at the plant

Staging point: Fiire engines gather in Iwaki today as they prepare to douse overheating reactors and spent fuel at the plant

Unlike the other reactors which use uranium, Reactor 3 uses a mixture of uranium and plutonium. Plutonium, best known as an ingredient in nuclear weapons, is particularly dangerous if released into the environment.

In the worst case scenario, exposed fuel will melt, triggering a chemical explosion that will send radioactive dust hundreds of yards into the air.

Chinook helicopters flying at less than 300 feet dropped four loads of water over the wrecked building in the hope that some water would seep into the dried-out pool and cool the fuel.

Fearful residents: Officials scan people for radiation, 60 km west of the nuclear power plant in Koriyama on March 18

Fearful residents: Officials scan people for radiation, 60 km west of the nuclear power plant in Koriyama on March 18

A businessman receives a radiation scan at a screening centre in Koriyama
Japanese medical personnel check a woman evacuated from her home

Growing criticism: The Japanese government is the target of growing criticism over the nuclear crisis.  A businessman are pictured receiving a radiation scan at a screening centre in Koriyama after being evacuated form their homes

Staff of Malaysian Atomic Energy Licensing Board scan a passenger from Japan for possible radiation at Kuala Lu
Tourists from Japan pass through a scanner checking radiation levels at the international ferry terminal in South Korea's southeastern port city of Busan

International alarm: Passengers arriving from Japan are scanned at Kuala Lumpur airport in Malaysia, left, and Japanese passengers disembraking from a ferry walk through a scanner in Busan, South Korea

However, footage suggested much of the 2,000 gallons of water missed its target.

Later, six fire engines and a water cannon tried to spray the building with 9,000 gallons of water from high pressure hoses. However, radiation levels within the plant rose from 3,700 millisieverts to 4,000 millisieverts an hour immediately afterwards.

People exposed to such doses will suffer radiation sickness and many will die. Today Tokyo Electric Power, which owns the plant, will try to restart the reactor's cooling systems after workers connected a half mile long power cable from the national grid to Reactor 2.

Spokesman Teruaki Kobayashi said: 'This is the first step towards recovery.'

He added: 'We are doing all we can as we pray for the situation to improve.'

Last night 14,000 were confirmed dead or missing in Japan and 492,000 are homeless. There are 850,000 households in the north of the main island without electricity in freezing temperatures.

Fleeing: Passengers queue at the ticket counter to buy tickets for the earliest possible flight as they attempt to evacuate from Japan at Narita International Airport near Tokyo

Fleeing: Passengers queue at the ticket counter to buy tickets for the earliest possible flight as they attempt to evacuate from Japan at Narita International Airport near Tokyo

Exhausted: Children sleep on the floor of Narita International Airport as their parents try to get on a flight out the country

Exhausted: Children sleep on the floor of Narita International Airport as their parents try to get on a flight out the country

Nuclear plant chief weeps as Japanese finally admit that radiation leak is serious enough to kill people | Mail Online

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