日本IBMは、農漁業関係者らが「フェイスブック」を利用し、野菜や魚介類を消費者に直接販売できるシステムを開発した
「フェイスブック」の個人ページ内で生産物を売買でき、生産履歴情報をサイト上でいつでも確認できるトレーサビリティーの機能も設けられる
近く第1弾のサイトが開設予定で、消費者が安心して生鮮品を買える仕組みとして売り込む個人情報を掲載したり不特定多数の人と書き込みを通じて交流したりできるフェイスブックの機能に、生産物の情報を掲載する機能や購入時の決済機能を組み合わせた
生産者は消費者と書き込みで情報交換でき、生産物への理解を高めてもらいやすい
買った人が口コミで評価を広めてくれる効果も期待できるトレーサビリティーはIBMのクラウド技術を活用
生産者がインターネット経由で生産履歴情報をIBMのサーバーに登録すると、消費者側もネットを介し登録データを閲覧できる同システムを採用したサイトの第1弾は、飼料販売の植松(熊本市)が開設する「産直支援プロジェクトSmartmart(スマートマート)」
熊本県の養殖業者がマダイやシマアジなどを出品する
via nikkei.com
日本IBM、フェイスブック使い産直品通販 :日本経済新聞