meaningというのは直訳すれば「意味」を指しますが、むしろ「意義」とか「生き甲斐」とかの訳をあてて下さい
そういう単語でピンと来なければ、「納得できる人生」と読み替えて貰っても良いです

(こんなことやっていても、意味ないよなぁ)

若し自分が生きている時間の大部分をそう感じながら過ごしているのなら、これほどつまらない人生はありません

…企業の経営者にとって難しいのはどうやってmeaningを付与するかです
これには定型化されたマニュアルはありません

仮にカイシャの中に遊園地のような遊び場を設置したところで、そのカイシャでの働き甲斐がUPするかといえば、それは大いに疑問です

僕もドットコム・バブルが華やかなりし頃、そういうチャラチャラしたオフィス環境の企業を多く訪問しましたが、その大半は消滅しました

…Facebookという企業がブレイクした理由は「つながりたい」とか「自慢したい」という欲求を充足することは、れっきとしたビジネスだという事実に誰よりも先に気が付いたからだと思います

またなぜFacebookが匿名ではなく、実名主義だったか?という問題も、「つながりたい」とか「自慢したい」という欲求に照らして理解すればスンナリと腑に落ちます
(匿名では自慢できませんし、、、)

その意味ではTwitterもZyngaも生産性向上のツールとして存在意義を発揮しているのではなく、限りなく暇つぶしに近いアプリだと言えます

それでもそれらがブレイクした理由はサバイバルの欲求が満たされた後に人間が欲する、「他人に認めてもらいたい」、「愛されたい」、「自慢したい」などの自然な心の動きをしっかりおさえたサービスを展開出来たからだでしょう