第5回世界のウチナーンチュ大会(主催・同実行委員会)最終日の16日、那覇市奥武山のセルラースタジアム那覇で閉会式があり、5日間の大会日程に幕を閉じた
仲井真弘多知事は同日、ウチナーンチュの次世代ネットワークを構築する目的で、「万国津梁基金(仮)」を創設する考えを表明した
また閉会式で知事は「第6回大会にぜひおいでいただきたい」と次回大会の開催を宣言した閉会式後のグランドフィナーレでは3万1000人が参加し、言葉や国境や世代を超え、世界各地のウチナーンチュと県民がカチャーシーで一つになった
5日間で史上最多となる延べ41万8030人が来場
次回大会で再び沖縄で再会することを約束した次世代へネットワークやアイデンティティーの継承をテーマとした今大会の閉会式で、学生・若者事務局を束ねてきた玉元三奈美さん24は、「このウチナーンチュ大会にこめられた何百万人の先人の思いを引き継ぎ、残していきたい」とのメッセージを発信した
閉会式の打ち上げは県内の中高生を含む25団体による歌と踊り、獅子舞のほか、サンバやハワイアンフラ、旗頭が共演
グラウンドを埋める総勢1400人がエネルギッシュな舞台を飾った
グランドフィナーレでは、ディアマンテスやBEGINなど国内外で活躍する大物ミュージシャンがステージを盛り上げた大会には世界23カ国2地域から史上最多の5194人が来県した
県内各地で歓迎会や交流行事、スポーツ、経済、伝統芸能など21のイベントが繰り広げられ、世界に広がるウチナーンチュの絆を確かめ合った
沖縄タイムス | ウチナーンチュ大会閉幕 3万人がカチャーシー