「ウェブで儲ける人と損する人の法則」(2011) 中川淳一郎
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ソーシャルメディアで商品が人々の口の端にのぼるにはどうすれば良いか…
ネットニュースに載ることと、自社サイトの充実である
ソーシャルメディアを使いこなしたい企業が必要なものとは何か
①ネット文脈の理解
②PR活動のセンス
人は、面白いものをクリックする
人は、面白いものを広げる
人は、自分が得する情報を収集する(自分が得するサイトを閲覧する)
本気ですか?…
ネットで広がるだけの実力を持ったネタをあなたたちは作っているのですか?
「ワケあり明太子1キロ1980円!」やら
「えっ!私の年収こんなに低い!」
「強烈な体臭に悩む人、必見」
「数量限定 夏割今だけ4万9800円!」など…
コピーというよりも、「トクする事実」を並べているか「不安を煽る」ことをしている
実際のところ、ネットとは本当に人間くさい場所なのである
「ネット文脈…」簡単に言うと「クリックしたくなるもの・広げたくなるもの」…ユーザー本位のもの
人からクリックされる。これが「ネット文脈」である…
①話題にしたい部分がある…突っ込みどころがある…
②身近である…B級感がある…
③非常に意見が鋭い…
④テレビで一度紹介されている…テレビで人気がある…ヤフー・トピックスが選ぶ…
⑤モラルを問う…
⑥芸能人関係…
⑦エロ…
⑧美人…
⑨時事性がある…
⑩他人の不幸
⑪ 自分の人生と関係した政策・法改正など
スクープを取る必要はない…「今流行りのものの補足情報」を出すことが重要
ニュースサイトの運営側として心がけることは二つしかない…
一つはPVを取ることで、
もう一つはクレームを受けないネタを出すこと
私自身は、記事掲載にあたってこの二つは守るようにしている―
「炎上情報は出さない」
「特定個人が対立していることを名指しで書かない」
伊集院光
…ツイッターもユーストも、こまめにネタをニュースサイトに「種まき」することが成功のカギだろう
…私はもはや「ネットユーザーにすり寄る」姿勢が重要だと思う
コピペされて何ぼ
ネットはテキスト文化がまだ強い
今はテキスト重視で行くべき
主体の人気度 × ギャップ(驚き) × 時事性 = ニュース価値
企業とは、「その分野における専門集団」である…
知識をプロとしてねっとにアップすべきなのである
あなたは私ですか?
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