さらに、売上を上げていくうえで欠かせない要素がもう一つある
それが継続率と呼ばれているものだ
簡単に言うとユーザーがどれぐらいの期間遊んでくれたかを計る数値になる継続率が低いと、短期的な収益は期待できても長期的な収益を上げることはできない
たとえば遊んだ初日に100円課金して翌日からプレイをしなくなったとしたら、もうそのユーザーはお金を払ってくれることはない
そのユーザーがアプリに支払うお金は100円で終わってしまう
ソーシャルアプリは長く遊んでもらえないとビジネスにならないのだ継続率はアクティブ率にも直結するので、ソーシャルアプリではまずは継続率を最大化することに焦点を置く場合が多い
そのため、ユーザーが続けて遊ばなくなった理由を調査して改良を加えていく多くのアプリでは、まずゲームの遊び方や世界観を説明するチュートリアルと呼ばれる導入部分を持っている
前回の記事で最初の5分で勝負が決まると言った部分がこのチュートリアルになる
ここでどれだけ面白いと思ってもらえるかが鍵を握るといっても言い過ぎではないだろう
ここを改善するために、ユーザーがどの段階まで進んでどこで脱落して行ったかを成功しているソーシャルアプリ提供者は細かく調査しているユーザーが離脱した場所をみつけたら、なぜ辞めてしまったかを考え修正を加える
同様にチュートリアルを終了したユーザーに対してはレベルやボスやアイテムの配置やバランスを調整して行く
ボスが強すぎたせいで辞めてしまう、レベルが上がりにくくて辞めてしまう
そういったことを、ユーザーの行動をみながら随時調整をかけていく
これをサービスが終わるまで続けていく
via spapp.jp
(6)改良を続けるのはどこ?ソーシャルアプリのポイント1 | 30秒でわかる。ソーシャルアプリの裏×表 | SPApp!