「ネットは新聞を殺すのか」(2003)青木日照/湯川鶴章
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新聞社などの報道機関はウェブログにどう対処していくのでしょうか。
…もし私が経営者なら次のようにします
まず記者全員にウェブログを開設するようにすすめます
それから読者にもウェブログを開設するようにすすめます
エディターに記者と読者のウェブログの両方を読ませ、エディターのウェブログ上で
おもしろいニュースへリンクを張らせるようにします
記者の情報、読者の情報は問いません
重要なほう、おもしろいほうの情報にリンクを張るわけです
読者と同じ程度の情報量や分析力さえ持たない記者のウェブログにはリンクが張られなくなる
その記者は廃業です
読者が集めてこられない情報、オリジナルな視点、開設を提供できる記者だけが生き残れるのです
これが、読者を巻き込んだ新しいタイプのジャーナリズムのかたちです (デイブ・ワイナー)
新聞は読むもの、ネットは使うものです
新聞記事にこだわらず、新しい技術をどんどん搭載して使えるサイトを目指すべきでしょう
(クラーク・ギルバート)
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ネットは新聞を殺すのか-変貌するマスメディア
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