「ゲームをほとんどやったことがなかった」という26歳の女性がリーダーとなって企画した「恋してキャバ嬢」が、同世代の女性のハートをつかんでいる
2010年07月23日 12時34分 更新20代女性チームが企画・運用している携帯電話向けソーシャルゲームが、300万ユーザーを獲得する大ヒットになっている。売れっ子キャバクラ嬢を目指す「恋してキャバ嬢」だ
イケメンを接客して給料を稼いだり、デートを楽しんだり、アバターを着飾ったりして遊べるゲームで、ソーシャルゲームメーカーのKLabGames(クラブゲームズ)が、「mixi」「モバゲータウン」「GREE」で提供している
「わたしでもできるゲームを作ろう」――企画のリーダを務めた同社の菊池亜衣プロデューサー(26)は、これまで「ゲームを全くといっていいほどプレイしたことがなかった」という
そんな自分でもプレイしたいゲームに仕上げたことが、同世代のユーザーの心をつかんだようだイケメンもオタクも登場 おしゃれも恋愛も成長も
恋してキャバ嬢は、恋愛を楽しむ乙女ゲームであり、ナンバーワンキャバ嬢を目指す育成ゲームであり、おしゃれを楽しむアバターサービスでもある
プレイヤーは、自分のアバターを着飾って「店」に出勤
人気モデルや財閥の御曹司、IT社長などさまざまな経歴のイケメンに加え、「オタク」「太ったサラリーマン」「ヤンキー」「B系」(ヒップホップ系ストリートファッション)など、店を訪れるさまざまな客の相手をしながら、キャバ嬢としてのレベル「キャバランク」を上げていく・・・オタクなど“非イケメン”も登場させたのは、「女性は嫌いなものを話題にする傾向がある」と考えたため
実際にプレイしてみると、イケメンばかりが登場する一般的な乙女ゲームよりリアルで身近な感覚で楽しめ、非イケメンのキャラクターにも愛着がわいてくる・・・昨年12月からmixiで、今年4月からはモバゲータウンで提供を始め、5月に150万会員を突破。6月29日からGREEでも利用できるようになった
mixiから利用している会員のうち、F1層(20歳から34歳までの女性)が73%
ゲーム初心者の利用も多いという
課金率やユーザーのアクティブ率は非公開としている
20代女子チームがつかんだ「ゲーム初心者女子」のハート 300万人突破「恋してキャバ嬢」 (1/2) - ITmedia News