TwitterやFacebookを使ったコミュニケーションが日常化する中、なんとなく物足りないなぁということを感じたことはありませんか
Twitterで話すより、実際に会ってバーに行って飲んだほうが楽しいときもあります
コンテンツと流通に加え、実際のソーシャルな結びつきや経験こそが重要なのではないか、ということを、音楽産業の実例を通して、解説している記事がありました
Why Social Experience is the Future of Online Content
オンラインだけだったのが、またさらにオンラインを使ってリアルに近づいていく、という未来予想です音楽業界から学べること
実際の結びつきを忘れてしまうと、音楽業界はオンラインビデオが迎えかねないアンハッピーエンドの事例になるはずだ…
音楽ファイルの違法コピーや、iTunesで1曲99セントでどこからでも買えるようになって、アーティストはこれまでのモデルから利益を得ることができなくなった…
しかし、これがミュージシャンたちのツアー回帰につながり、彼らはファンとリアルな交流を持つようになった…
コンテンツは常に王様というわけではない
ソーシャルメディアが人気になって、みんな「コンテンツが王様」(=コンテンツが一番大事)と声をそろえるようになった
コンテンツは確かに重要であるが、99セントで好きなプラットフォームで聞けるという現在の音楽業界のコンテンツモデルが持続できるとはいえない…
コンテンツの入手だけが最終目的ではない
実体験はユビキタスに勝る
…デジタルメディアの中のパワーバランスが変わってきており、今度はコンテンツを包む経験が重要になっている
いま、ミュージシャンはツアーに出て、本物のイベントでファンを楽しませることで稼ぐようになっているのと同様に、今後はソーシャルエクスペリエンスとしてパッケージ化されたオンラインコンテンツが、マスマーケットされたオンラインコンテンツよりも人気になるだろう…
コンテンツと流通が増えるに連れて、ユーザーエクスペリエンスが鍵になり、本物で重要なユーザーを増やしていくだろう
コンテンツと実際の経験が合わさるのが重要、というのはうなづけます
実生活に直接かかわるようなコンテンツが人気で、オンラインだけのものがだんだん人気がなくなってきているような気がするからです
via d.hatena.ne.jp
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