ツイッター、Grouponの競合サービスを計画中 @toru_saito http://ow.ly/26YdW

ツイッターの収益化がさらに加速しそうだ

最初の収益源は全ツイートにアクセスできるAPI(通称ファイヤーホース)の提供だった
2009年10月のGoogleを皮切りに,Bing,Yahooと立て続けに契約
推定30億円とも言われる巨額の年間ライセンスを獲得し,黒字化に成功した

続いて2010年4月,ツイッター初の広告サービスとして話題になったPromoted Tweetsを開始,さらに2010年6月には,その付加オプションPromoted Trendsもスタートさせた

また2010年5月には,企業向けサービスBusiness Centerが実験的に開始されたとMashableが報じている…

そして2日前,さらなる広告系収益源が開始されるとのニュースが ReadWriteWeb(元記事) に掲載された
その名もEarlyBird(米国では開店と同時に来る客をEarly-Bird Customerと呼ぶ)
非公開ユーザーだが,すでにアカウント(@earlybird)は開設されている

Earlybird

記事によると,このEarlyBirdは限定商品を提供する総合アカウントになるようだ
Dell Outletが2年あまりでアウトレット商品を6億円以上売上げたのは有名な話だが,これはDell Outletが100万人以上のフォロワーを持つことに起因している

おそらくこのEarlyBirdサービスは,そのような大規模アカウントを持たない企業でも,すぐに限定商品販売やタイムセールができるような有償窓口を提供することにあるのだろう
そしてこれは大きなトレンドになるであろう「フラッシュ・マーケティング」に通じるサービスだ…

例えば @EarlyBirdElectronics,@EarlyBirdBooks,@EarlyBirdMusic などとの製品別展開や,@EarlyBirdNewYork,@EarlyBirdTokyo などと都市別展開などの応用パターンが考えられ,その意味ではGrouponの競合サービスにもなりうるものだ

ツイッターが新たなフラッシュマーケティング広告 EarlyBird を計画中:in the looop:ITmedia オルタナティブ・ブログ