交流サイト運営のディー・エヌ・エーの2010年7~9月期の連結営業利益は130億円程度と、前年同期の4倍強に拡大したようだ
従来予想を10億円ほど上回り、四半期ベースの最高を4四半期連続で更新した
主力の「モバゲータウン」の利用者が増えており、ゲームを続けるために支払う課金収入が伸びている売上高は270億円程度と3倍強に伸びた
自社提供ゲームが好調で、宝物を奪い合う「怪盗ロワイヤル」、戦国武将が戦う「戦国ロワイヤル」が人気を集めている
ゲームは無料で始められるが、より楽しむために使う武器や道具などの「アイテム」が売れている7~9月期は4~6月期に比べ売上高が12%増え、営業利益は8%ほど増加した
7月末時点の会員数は2048万人
月に数十万人のペースで増えており、30歳代以上の会員が特に伸びているという自社製ゲームに加え、外部の開発会社がモバゲーに提供するゲームの利用者も増えている
ベクターの恋愛シミュレーションゲーム「こいけん!」、サイバーエージェントのタレント育成ゲーム「ドリームプロデューサー」などが人気だ
月次の売上高が1億円を超えるゲームも複数出てきている広告宣伝費や人件費の増加を売り上げ増で吸収している
7~9月期はテレビコマーシャルに4~6月期実績(26億円)を上回る金額を投入
新規の1ユーザーを獲得するための単価は上昇しているが、利用が途絶えていたユーザーを再びサイトに呼び込む役割も果たしているゲームを開発する技術者やデザイナーなどを積極採用
9月末時点の従業員数は873人と、6月末から12人増加した
via nikkei.com
ディーエヌエ、営業益が最高の130億円 7~9月期 :日本経済新聞