2011年に情報端末の主役が交代する
高機能携帯電話(スマートフォン)の世界出荷台数がパソコンを上回る見通しとなった
データを保存する半導体メモリーや、指で画面に触れて操作ができるタッチパネルなどの電子部品需要が拡大
日本の電機各社もスマートフォンシフトを急ぐ
調査会社の米IDCによると、10年のスマートフォンの世界出荷台数は2億9306万台となる見込み
パソコンは3億4873万台で、5000万台以上多い■11年は4割増
11年はスマートフォンが44%増の4億2098万台と大幅に伸びるのに対し、パソコンは10%増の3億8503万台にとどまり、情報端末の主役の座を明け渡す。世界各国の販売状況や端末メーカーから聞き取った出荷計画などを基にIDCが予測した
スマートフォン人気は米アップルが07年に発売した「iPhone(アイフォーン)」が火をつけた
同社は販売計画を公表していないが、調査会社の米ディスプレイサーチは11年の世界出荷台数を6割増の7000万台程度とみている
via nikkei.com
情報端末の主役交代 スマートフォンがパソコン抜く :日本経済新聞