■日本国内ではどうなるか
MM総研の予想によると、2015年度には国内の携帯電話市場の半数はスマートフォンになると予想している
MM総研は2015年度は国内にスマートフォンは約6035万台に成長しているとしている
この数値を基に、日本国内でのOSのシェアを所感ではあるが述べてみたい日本国内では、AndroidはITリテラシーの高い層に受け入れられるだろう
恐らくそのパイは丁度、国内のソーシャルメディアの会員数と同程度の二千万台前後の規模に落ち着くのでは無いかと予想する
高齢者や女性等のいわゆる「マス市場」においてはiPhoneが依然受け入れられているのでは無いかと予想する
iPhoneがAndroidと同程度の二千万台前後のシェアを獲得しているのでは無いかと予想する
そして、法人向け市場を中心にPhone7が一千万台前後といったような状況になり、アナリストが予想するようなAndroid一色になるという状況には陥らないのでは無いかと予想する
この予想を覆す要素があるとすれば以下の点だ
- 日本人のITリテラシーが劇的に向上する
- Androidが劇的に使い易くなるか
- ジョブスが他界し、Apple製品のカリスマ性が消失するという三点では無いかと思う
こういった状況で、外部要因に頼らず自力でAndroidでトップを取りたいと携帯キャリアが望むなら、ガラケーのガラケーチップセットをAndroidに移植することではなく、使い易くするための「スキン」を提供することだろうまた、筆者はスマートフォンの販売が中心となる、2015年頃には、「安くて、使い易い端末が良い」という消費者向けに「ガラケーの中古市場」が支持されるとも予想する
Androidは本当に世の中を席巻するか?市場の予測に疑問を投げかけてみたい。:ASSIOMA:ITmedia オルタナティブ・ブログ