小さなチーム、大きな仕事

小さなチーム、大きな仕事 ジェイソン・フリード、デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン(2010)

失敗から何を学べるのだろうか…
成功は次の手段を与えてくれる

進化はうまく行ったもののうえに築かれる

長期のビジネスプランは幻想…
占いの世界だ

あなたには永遠が与えられているわけではない…
待っていてはいけない

待っていてはいけない

どこにでもあるような製品をもう一つ作りたいのか…
革命を起こしたいのか

何かをするなら、重要なことをしよう

すごい製品やサービスを生み出す最も単純な方法は…
あなたが使いたいものを作ることだ

自分自身の問題を解決するアプローチでは、作り手は作るものと恋に落ちる

本当にしたいことがあれば…時間を作る…
言い訳してはいけない

言い訳してはいけない

信じると書くだけではダメだ…
本当にそれを信じ、その通りに人生を送ることだ

ビジネスに対して利益を上げる方法は将来みつけるなんて態度をとる人は話にならない…
ロケットを建造するのにとりあえず重力はないことにしましょうと言ってはじめるようなものだ

利益に至る方針のないものはビジネスとは言わない…
それは趣味だ

なんとかいい仕事をしているなら、やり続けるのだ…
チャンスは何度も巡ってはこない

身軽でいること

身軽でいればすばやく変えることができる…すぐに直せる…
最も重要なことは、自分の考えを変えることができる

一度にサービスに携わる人間は一人もしくは二人だけにしている…
サービスの機能は最小限にしている…
制約を課すことで、あいまいな形のサービスを生み出さないようにしている

あれがない、これがないと嘆く前に…
自分ができることは何なのかを考えてみよう

多くのすばらしいアイデアも、一度に実現しようとすると一気にくだらない製品になってしまう

より良いもののためには、愛着あるものをいくつか犠牲にしないといけない…
やりたいことを半分にするのだ

やりたいことは半分にするのだ

一度見通しを立てると、すばらしいアイデアのほとんどはそこまですばらしいものではなくなる

多くのものは小さくすればするほどよくなる

芯から始める

新しいことを始めるときは…
やらなければならないことからとりかかるべきだ

芯を見つけるには…
もしこれを手放しても、自分が売るものはまだ残っているか?と問いかけることだ

ディテールは忘れろ

ディテールは忘れろ…
初期の段階でディテールから得られるものはない

考えようではなく…決断を下そう

決断して前進するのだ

完璧な解決を待ってはいけない

今…できることは何だろうか

簡単に…できることは何だろうか

作品を置くだけでは、博物館とは言えない…それは、倉庫だ…
博物館をすばらしいものにするのは、壁に何がかかっていないかなのだ

料理人ゴードン・ラムゼイはいつもメニューの品を少なくすることから始める…
30以上のメニューを10まで減らすのだ

まずはメニューを減らす…
そして残ったものを磨いていく

やることを減らすのだ

ビジネスの核は変わらないものであるべきだ

人々が今日欲しいと思う、そして10年後も欲しいと思うものにこそ力を投入すべきだ

37シグナルズが焦点をあてているものは、早さ、シンプルさ、使いやすさ、わかりやすさだ

いま、始める

何を切り捨てて行くか?

締め切りが決まれば見えてくるものがある

締め切りを決めるのは…
自分たちに必要ないものはこれだという直感を得る最善の方法だ

レポートや書類の問題は、合意したという幻想を生み出すことだ…
何百人もの人が同じ言葉を読み何百もの異なった想像をしている

形にすることは大切

自分が本当に大事な仕事に取り組んでいるかどうか、問い直してみよう

その1. なぜ行うのか?

その2. どういった問題を解決するのか?

その3. これは本当に役立つのか?

その4. 何が価値を加えているか?

その5. それは行動を変えるのか?

その6. もっと簡単な方法はないのか?

その7. かわりに何をすることができるのか?

その8. 本当にその価値があるのか?

会議は会議を生む

政治キャンペーンの広告…派手なグラフィックではなく、平凡なテキスト…音はナレーションのみ…
洗練されているかどうかよりもタイムリーで

あることがより重要な状況なのだ

To Doリストは短くしよう…長いリストはゴミがたまる

最も重要なことを一番上に…次に重要なことはその下…最も重要なことは一度に一つだけだ

小さな決断をする

大きなことを達成する最善の道は、一度に一つの小さな決断をすることだ

真似てはいけない

模倣することによる問題は、理解を飛ばしてしまうことだ

理解しなくてはいけない

理解しなくてはいけない…表面だけを再利用してはいけない

けんかを売る

もし競合相手が最低だと思ったら…そう言おう

本当の友達は友達にスターバックスを飲ませたりはしない(ダンキン・ドーナツ http://dunkinbeatstarbucks.com/ )

これがバターじゃないなんて信じられない( http://www.icantbelieveitsnotbutter.com/ )

敵を持つことはストーリーをもたらしてくれる

人々は対立によってかき立てられる

対立で…どちらか一方の側につくと…
情熱に火がつく

態度を表明すること…目立て

競合相手以下でいく

競合相手よりも少なくしかしない

まず簡単な問題を解決し…
競合相手には危険で、難しくて、扱いにくい問題を残す

恥じてはいけない…強調しよう

ノーと言おう

自分のアイデアに対しても、ノーという習慣をつけよう

顧客は常に正しいなんて信じてはいけない

顧客は常に正しいなんて信じてはいけない…と言ってノーとばかり言う嫌な奴になってはいけない…
ただ正直でいるのだ

顧客の要求に譲歩したくないのであれば、礼儀正しくその理由を説明しよう…
あなたの立場を説明し時間をかけると、人々は驚くほど物わかりがいい

時間をかけると、人々は驚くほど物わかりがいい

あなたのゴールは製品があなたにとって正しいものであり続けることだ…
あなたが最もそれを信じなくてはいけない

僕はこれが気に入っているから、君もこれが気に入ると思うよと言うことができる…か

何人かを満足させるために上級者向け機能を加えることは、まだ慣れていない人たちを怖気付かせてしまう…
新規顧客を恐れさせて遠ざけてしまうことは、昔からの顧客を失うことより悪いと…考える

顧客の声を書き留めてはいけない…
顧客には耳を傾けるが言ったことは忘れてしまう方がいい

本当に気にしなければならない顧客の要求はあなたが繰り返し聞くことになる…しばらくすると…忘れられなくなる…
顧客が記憶となるのだ

一度人気が出てきたらリスクは小さくしなければならない…
もろもろのことは形が定まっていき、変化を起こすことが難しくなる

成功すれば一貫した行動を続けなければならなくなる…今以上に保守的になる…
リスクをとるのは難しくなる

どの会社も顧客を持っている…熱狂的なファンのいる会社もある…
一番幸運な会社には観客がいる

何かを言いたくなったら広告を振りまく…
このアプローチの欠点は金がかかり、当てにならないことだ

今日もっとよい方法は…
手を伸ばすのではなく…来てもらうようにすること

観客をつくるということは…
興味をもってもらうということであって…注意を買うことではない

観客をつくる…
話す、書く、ブログを書く、ツイッターでつぶやく、映像を作る

価値ある情報を共有し、ゆっくりと、だが確実に忠実な観客を獲得する…
そうすれば、何か言いたいときにも、しかるべき人たちはすでに聞いてくれている

競合相手に教える

競合を意識して…広告費やセールスマンを増やし多くのスポンサーになるのではなく…
多くを教えることにするといい

大きな企業は、スーパーボウルにCMを打つことができるが…
あなたは…教えることができる

舞台裏を公開する

人々を舞台裏に導くと新しい関係が生まれる…
彼らはつながりを感じ、顔の見えない企業ではなく人間として見てくれるようになる…
彼らは、製品やサービスに捧げられた汗と努力を見るだろう…
彼らはさらに深い理解や評価をしてくれるだろう

造花が好きな人はいない

欠点を見せることを恐れてはいけない…
不完全さはリアルであり、人はリアルなものに反応する

不完全の美しさ…
物事の中にあるひびや傷も否定されるべきものではないと考える…それはまたシンプルさでもある…
いろいろな物を取り除き、自分自身の持ち味を使うのだ

本質だけになるまで切り落とす…だが詩を忘れてはいけない…
余分なもののない、清潔な状態を保つが、不毛にしてはいけない(レナード・コーレン)

プレスリリースはスパム

プレスリリース…
そんなものでは、あなたのストーリーは伝わらない

プレスリリースは忘れて電話をかけよう…個人的に手紙を書こう

似たような記事を見つけたらそれを書いた記者に連絡を取り…情熱や興味を伝える

意味あることをし、自分を目立たせ、忘れられない存在になる

マーケティングは部署ではない

コミュニケーションの手段があるのなら、マーケティングはできる

電話に出るときも…メールを送るときも…あなたの製品が使われるときも…
ウェブサイトで使う言葉も…ソフトウェアを作ったら、エラーのメッセージも…レストランでは、ディナー後のミントも…
店では、レジのカウンターも…サービス業なら、請求書も…マーケティングだ

マーケティングは独立した出来事ではなく、日々やっているすべてのことの集まりなのだ

PR会社は高くつきすぎる

偉大なブランドはいつも、PRキャンペーンなしで立ち上げられた…
スターバックス、ナイキ、アマゾン、グーグル、スナップル

まずは顧客を得ることから始めよう…
あなた自身の言葉に興味を持ってくれる人たちを見つけ…それを続けよう

直感を信じよう…
もし文章の初めに違和感を感じれば、続きの文章から印象が変わることはないだろう

文章力のある人はそれ以上のものを持っている

文章がはっきりとしているということは…
考え方がはっきりとしているということである

文章力のある人は…
ものごとを他人に理解しやすいようにする

文章力のある人は…
何をしなくていいかもわかっている

文章というのは良いアイデアを導く通貨だ

悪いニュースは…必ず自分から知らせる

いまどき秘密なんてないのだ

間違いを自分の物にする

メッセージはトップから発する…
できるだけ広範囲に発信する

ノーコメントは選択に入れない…
あってはならない

謝罪するときは…
人間として謝罪し、事故の詳細を説明する

謝罪するときは…
誠実に顧客のことを考え…行動で示す

謝り方を知れ

正しい謝り方なんてないが、間違った謝り方は山ほどある

よい謝り方とは…
責任を認めるものだ

よい謝り方とは…
実際に起こった事態の詳細…これから改める方針…悪い事態を直そうという意図がはっきりしているものだ

行動で謝る

全員を最前線へ

シェフにウェイターの仕事をさせる

文句は放っておく

人は習慣の生き物だ…何かが変わるだけでネガティブな反応を示す

覚えておくべきことは、ポジティブな意見よりネガティブな意見の方がうるさく情熱的であることだ

人が文句を言うときはしばらく放っておくことだ…
聞いていることを示し、不満を理解していることも知らせよう…
だが、しばらく様子を見てみたいとはっきり言うことだ…
いずれ自分たちで変化に適応する…
慣れればその方が前よりよいと思うはずだ

文化はつくるものではない

即席の文化は絵の具で、本物の文化は緑青だ

従業員はガキではない

人を子供扱いすれば、子供のような仕事しかしない

大げさに反応しない

ただ一人の間違いから規則をつくらない…
忠告すればいいだけの話だ

あなたらしく話す

あなたらしくていけないことはない

正直であることも…
スマートなビジネスにつながる

言葉は第一印象だ

なぜ嘘から始める必要がある?

自分自身であることを恐れてはいけない

顧客と話す時には…
友人と話すようにしてみよう

顧客と話す時には…
隣に座っているかのように説明しよう

マネタイズする、透明性を保つではなく、
儲ける、正直でいる

メールの終りに「転送・回覧はご遠慮ください」なんて文言を付けてはいけない

「転送・回覧はご遠慮ください」なんて文言は
「あなたを信用していません、文句があるなら裁判所で会いましょう」とメッセージを入れるも同然だ

どうしたらもっと会話調にできるだろうか?

あなたの言葉を読むであろう人たち全員のことを考えながら書いてはならない…
一人のことを考え、その人のために書こう

一人のことを考え、その人のために書こう…
ターゲットを定めれば、言いたいことはまとまってくる

何かしたいことがあれば、今しなければいけない

もし金曜日にひらめいたら、
土日を返上してプロジェクトに専念するのだ

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