考える・まとめる・表現する

考える・まとめる・表現する 大庭コテイさち子(2009)

アメリカの特徴的な4つの教育理念
1. 学習者中心(Learner-Centered)
2. 批判的思考(Critical-Thinking)
3. 創造的思考(Creative-Thiking)
4. 問題解決(Problem-Solution)

立方体で考える(キュービング)
1. 描写せよ(Describe It)
2. 比較せよ(Compare It)
3. 連想せよ(Associate It)
4. 分析せよ(Analyze It)
5. 応用せよ(Apply It)
6. 支持/不支持せよ(Argue For or Against It)

ビジネスライティング: RGIピラミッド
Summary Statement
��
Supporting Information
├ Back Ground
├ Information Details
└ Outcome

ジャーナリストライティング: インバーテッドピラミッド
Lead / Headline
Who? What? Where? When? Why?
Detail1 Detil2 Detail3
Final Detail

エッセイトライアングル
Introduction
��
Body
├ Argument1
├ Argument2
└ Argument3
��
Conclusion

Thesis: 命題、論題、主題、主張
文書のロードマップ・・・読者が期待できるものを端的に表すもの
疑問を解明するもの・・・ティーシスはトピックに対して疑問を投げるもの
論議を呼ぶもの
ライティングの目的を明白にした1文またはまとめ(LEO Literacy Education Online)
├ 断言であって、事実や観察ではない
├ 問題を述べ、立場も述べる
├ タイトルではなく考えであって、要約の1文でなくてはならない
├ 幅広い意見ではなく、限定的
├ 具体的であり、曖昧さや一般化がない
└ メインポイントは、1つである
分別のある人なら、反対するような論題を選ぶもの

エッセイの3種類
分析型エッセイ: 論題を細く分類し、評価する
解説型エッセイ: 論題を説明する
議論型エッセイ: 証拠で証明し、読者を納得させる

ティーシス作成プロセス(WTS ライティングチュートリアルサービス)
1. トピック=興味
2. トピックを狭める
3. 立場を決める
4. 具体的で明確な言葉を使う
5. 立証に基づいた主張をする

何を書くか?
それをどうしたらよいのか?

興味深く書くためのSo What? TEST
So What? それがどうした?
Who Cares? 誰が気にするよ?

ティーシスとは
1. ユニークで具体的
2. 疑問、反対を誘う
3. 興味を引け、だから何?はダメ
4. 1文

マジックナンバー3
ほめる
指摘する
応用する

アメリカ式主張5つのポイント
1. 「私は」を使わない
2. 「思います」「なのかも」は使わない
3. 「ところで」「話は変わって」は使わない ⇒ 「一方で」「これに比べて」
4. 「やる」「する」「なる」は使わない ⇒ トクベツな1語
5. フォーマル/インフォーマルに配慮

フック+リキャップ(繰り返し効果)

見せて、語る(プレゼンテーションの初歩)
Show and Tell

プロス・アンド・コンズ(Pros and Cons 賛成/反対)

コントロバーシャル(Controversial 物議を醸し出す)な議題
広告の弊害
代理母
積極的差別是正措置
堕胎(人工中絶)
動物の権利
死刑の是非
体罰
安楽死・尊厳死
飲酒年齢
同性愛者の権利
移民諸問題
エイズテストの義務化
銃規制
福祉問題
≠ ホームレス
≠ 子供の安全
≠ 戦争放棄

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考える・まとめる・表現する―アメリカ式「主張の技術」
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