昨年、米フェイスブックでCEO・ファウンダーのマーク・ザッカーバーグより高い報酬(約3千万ドル、約25億3千万円)を得たCOOのシェリル・サンドバーグ氏ハーバード大学を首席で卒業し、マッキンゼー&カンパニー、ローレンス・サマーズ米国務長官の首席補佐官、グーグルの副社長と渡り歩き、ハリウッド映画も真っ青なキャリアウーマンです
実は、二児の母でもあるサンドバーグ氏そんな彼女が、MAKERSのインタビューで、仕事と家庭の両立について語っていますキャリアウーマンを目指す女性だけでなく、男性ビジネスマンにも興味深い内容なので、インタービューのまとめ記事を簡単に紹介します
■参考記事
- Sheryl Sandberg Leaves Work at 5:30 Every Day – And You Should Too – Mashable(4月6日)
早く退社するのは恥ずかしくも怠け者の証でもない
午後6時にフェイスブックのオフィスで、サンドバーグ氏の姿を見ることはありませんフォーブス誌が選ぶ世界で最もパワフルな女性5位に選出されたキャリアウーマンは、グーグルの副社長時代から一貫して、午後5時半に退社していますサンドバーグ氏は、「以前は、同僚たちが、自分の退社時間のことをどう思ってるか気に掛けていたのですが、今では他人がどう思おうと自分にとって午後5時半に退社することは正しいことだという結論に達しました」
「毎日午後5時半に退社し、6時には自宅で子どもたちと夕食を楽しみます子どもが生れてから、ずっと続けていますただ、このことを社内外で公言できるようになったのは、ここ2年ぐらいのことです今は、自分に自信が持てるようになったので、『みなさん、5時半になったので私は退社します』と言えるのです」
と語っていますアメリカでも、早く帰宅することは不名誉なことだという考え方に強く染まっています特に、オフィスに何時間いるか、その人の労働に対する価値が判断されるような職場環境では尚更です
早く退社するけどハードワーク
サンドバーグ氏が超優秀なことは、誰しも認めるところだと思いますが、グーグルの副社長やフェイスブックのCOOという世界有数の成長企業の要職が、本当に9時5時勤務で務まるのでしょうか?そんな素朴な疑問に対して、彼女はこのように答えています
「私は、一緒に働く人に対して、彼らに負けず劣らず一生懸命働いていることを示しています自宅でも仕事をしてますし、仕事が深夜にまで及ぶこともあります朝早く5時半に起きて仕事をすることもあります」
オフィスから早く姿を消すものの、結果として、かなりハードに働いているようです
ここ最近、彼女の逸話を聞けば聞くほど、このような女性が、アメリカ史上初の女性大統領になるんだろうなと感じます5年後、10年後、シェリル・サンドバーグ氏が何をしているのか非常に楽しみです
フェイスブックNo.2、シェリル・サンドバーグCOO「私は毎日午後5時半に退社し、家族と夕食を楽しむ。」 | PRFREAK