ビジネスSNSブック

ビジネスSNSブック
村井亮, 木村菱治(2006)

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企業内SNSの先駆け
NTT東日本「Sati」

□概要:
Satiは社員同士の横のつながりを促進することを目的としたSNSである。登録は招待制による任意加入で…会員数は2500人…業務関連とレクリエーション関係あわせて約260のコミュニティ

□Satiサイト構成:
ホーム、新着日記、Q&A、コミュニティ、検索、ヘルプ、ログアウト、このサイトに招待する」
トップページ、メッセージ、日記、参加コミュニティ、アクセス履歴、プロフィール」
管理者からのお知らせ、プロフィール~設定&写真の設定、最新情報~知人の新着日記、参加コミュニティの新着情報、Q&Aの新着情報、知人リスト~一覧を表示する、知人を招待する、知人の設定変更、アクセス拒否リスト、参加コミュニティ

□プロフィール構成:
氏名、氏名(かな)、メールアドレス、会社名、部署名、電話番号、性別、出身地、自己紹介

□ルール:
会員はすべて実名。ファイル添付機能を強化
「何を書いてもよいが自分の名前で堂々と話すことが大切だと思いました」

□機能:
人の間に眠るナレッジを引き出すSNS
Q&A専用のシステムでは、そもそも用がなければ誰も見に行かない
「分散していた情報や人が集まる場になってくれればと思います」

1.全文検索
2.日記やコミュニティの書き込みには画像以外のファイルも添付できるようにした…メッセージにも最大10MBのファイルが添付できる
3.「Q&A」…書き方は日記と同じだが、日記の属性を「Q&A」と設定することで、全会員のトップページのQ&A欄に質問が表示される。質問を読んだ会員は、誰でもコメントを書き込むことができる…「質問をした人は地方で勤務している社員で、疑問に答えてくれる人が周りにいなかったそうです…SatiのQ&Aに質問したところ首都圏の会員から回答が寄せられ問題をすばやく解決することができました」

「従来の社内システムは作ってもなかなか人が来てくれません…Satiは友人の日記を見るために来てくれます。頻繁にアクセスしてもらえることが、困った時に質問すれば応えてくれるQ&Aや仕事の議論などのコミュニケーションにつながっています」

□連携・課題:
友人リスト+組織カテゴリー~部署、プロジェクト
��スケジュール
��wiki

□wiki
ヘッタ:
氏名、マイトーク、オブション、ウォッチリスト、自分の更新記録、ログアウト
本文、ノート、編集、履歴、保護、移動、削除
└ 目次~名前の由来、URL、Q&A、FAQ、関連項目、リダイレクト

フッタ:
最終更新、このページは○○回アクセスされました、プライバシーポリシー、wikiについて、免責事項

カラム:
メニュー
└ ホーム、ランキング、最近更新したページ、ニュース、組織、業務 Know Who?、リンク、ユーザ一覧
ソリューション
└ 一覧から探す、課題から探す、トレンドから探す、業種から探す、価格から探す
重要な施策
└ 4大重点Sati、ひかり電話、ヒアシンス作戦
ヘルプデスク
└ 問い合わせ、更新依頼、FAQ
wiki
└ wikiとは、wikiの使い方、編集練習
検索
ツールボックス
└ リンク先、リンク先の更新、アップロード、トクベツページ、印刷用バージョン、この版へのリンク

全体の網羅+必要機能のリンク
各担当がバラバラにホームページを作っていたりして、全体を網羅した情報がありません…他部門のソリューションについて知りたいときには顧客向けの情報サイトを見ているような常態…ホームページをデザイン会社に発注してしまうと簡単には更新できません…検索などの使い勝手も部門ごとに異なります…業務に必要な用語の辞書やマニュアルなどはwikiを使って作り、SNSからリンクや検索でアクセスできるようにする

SNSに業務に必要なすべての機能を求めるのは難しい…しかし誰もが日常的にアクセスするSNSを他の業務システムへの入り口として使うことでシステム全体の利用率をあげることができる

□Summary
SNSによって地域や部署を越えた人脈の形成が可能
Q&A機能やコミュニティは、人の間に埋もれている知識を引き出す
SNSに足りない機能は他のシステムとの連携でカバーする

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社内改革の象徴としてのSNS

NTTデータのSNSは大企業にありがちなセクショナリズムを排することを目指して作られた。招待制による任意加入ながら社員約8000人に対して、登録ユーザ数は4614人(060901)…3日に一度はアクセスするアクティブユーザ数は1600人(20%)、コミュニティ数573(7%)、一日に約150件の日記(2%)が書き込まれている

今後10年を乗り切る社風作りのためのSNS

セクショナリズムを生む原因は「知らないこと」
セクショナリズム…ことの本質は「他の社員のことについて知らない」という一点にある

電子電話帳+プロフィール

最も人気のあるコミュニティの1つが「ここが変だよNTTデータ」だ

運営…スタッフが自主的に行う…「作る人」と「使う人」というセクショナリズムを感じさせない
「目的は、制度改革ではなく行動改革ですから、みなが自律的に行動することが大切」

SNSの最終ゴールは、社員1人ひとりが組織や役割を肥えて主体的に協力し合う社風づくり…一過性のトレンドに終わらせず…情報インフラになるまで社内に根付かせたい

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カリスマ

本人マーク

モバイル連動

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クチコミュニティ・マーケティング2-実践編

クチコミュニティ・マーケティング2-実践編 あなたの会社がクチコミで伸びる!
日野佳恵子(2003)

一本立てる

手渡すもの

商品を売るのではなく、商品を語る

情報は…公開する

サイトという空間を…居心地のいい場所にする

繰り返し訪れたくなるサービス(コンテスト、キャンペーンなど)を提供する

人柄を売る

情報を出せば情報が集まり、人を出せば人が集まる

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ブランディング22の法則

ブランディング22の法則
アル・ライズ, ローラ・ライズ(1999) 片平秀貴(訳)

ブランディングはユーザーにプリセル(事前販売)している

もし金持ちになりたければお金持ちの人たちが金持ちになる前にしたことをしなくてはならない

パブリシティを生むベストな方法は一番手になることである、言い換えると新しいカテゴリーにおける一番手のブランドになることだ

ニュースメディアは新しいもの、初めてのもの、強烈なものを報じたがるのであって、必ずしも優れたものを報じるというわけではない

今日ではブランドはパブリシティによって構築され、広告によって維持されている

広告で「わが社の商品はナンバーワン(リーダー)です」と言ったら…見込み客はどう考えるだろうか…「きっとベターであるに違いない」となるはずだ

もしあなたがブランドを築きたいと思うなら、見込み客の頭の中に1つの言葉を所有することに努力を集中すべきである。他のだれも所有していない言葉をである

商品そのものはビジュアルな実体に過ぎない。そして消費者の頭の中でその商品に意味を与えるのはブランド名であり、ブランド名からの連想である…消費者の頭の奥深くに入り込んでゆくには…多くの特性に見切りをつけ、ただ1つのアイデアないしは特性に煮詰めてゆかなければならない

ブランドの成長を考えているのなら、ブランドの焦点を絞り消費者の頭の中に1つの言葉を所有することによってどれだけの市場を創造することができるだろうか、と問いかけるのが正解

リーディングブランドが存在しない場合のベストな戦略は、自分がリーダーだと宣言できる新しいカテゴリーを創造すること

カテゴリーが成熟するにつれて顧客は次第に浮気がちになり、一見ユニークそうな便益を提供する別のブランドを進んで試してみようとする。そのような時にはリーディングブランドは自分に忠実でなくなった難しい顧客を整理するよう心がけなければならない

品質を基礎にブランドを築くのは砂の上に家を建てるようなものだ…品質を商品の中に組み入れることはできるが、そのことは市場における成功とはほとんど関係がない

ブランド構築に当たって…重要な点はいい名前をつけることである

ブランディングの最も効果的で、実り多く、役に立つ側面とは新しいカテゴリーを創造することである

ブランドの立ち上げはそのブランドが一番手であり、リーダーであり、パイオニアであり、オリジナルなものであるとの認識の下で行わなくてはならない

新しいカテゴリー自体を売り込まなくてはならない

市場の一部分に焦点を絞る。その上で…ブランド名にそのカテゴリーを代表させ(総称的効果)、同時にブランドではなくカテゴリーの利点を売り込むことによってカテゴリーを拡張するのである

リーダーはカテゴリーの売込みを続け、パイの分け前ではなくパイ自体のサイズを大きくしていくべきである

リーダーは競合ブランドと戦うのではなく、競合カテゴリーと戦うべきである

ブランドは短期的には生き残るためにユニークなアイデアないしはコンセプトを必要とする。新しいカテゴリーの一番手でなくてはならない。人々の頭の中に1つの言葉を所有しなくてはならない…長期的にはそのユニークなアイデアないしコンセプトも姿を消してしまう。後に残るのはあなたのブランド名と競合ブランド名の違いである

支配的ブランドは競合ブランドを単に許容するだけでなく、進んで迎え入れるべきである…競争は市場のノイズ(騒音)を高め、カテゴリーの売上げを増やす

人々の頭の中で認識する対象は文字ではなく音声である…大文字を使ってすべてを固有名詞化することはできるが、どのように綴ろうと頭の中ではジェネリックはジェネリックのままである

ブランドとは何かを突き詰めて行くと、それは顧客の頭の中に刻まれたアイデアであり、特徴であり、典型的顧客である

市場が変わってきている、ブランドを変えろとメーカーはわめく…市場は変化するかもしれないが、ブランドは変えるべきではない。絶対にだ

ブランドの変化は社内で起こるのではない。それは消費者の頭の中で起こる

ブランドが社会で重要な機能を果たすのを助けるのは、その特異性である

ブランドとは何だろう。それは普通名詞に変わって使うことのできる固有名詞である…それは顧客の頭の中にあなたが所有するただ1つのアイデアないしはコンセプトである

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ゴンゾー・マーケティング

ゴンゾー・マーケティング
クリストファーロック(2002) / 山形浩生(訳)

人間の声で語るためには、企業はコミュニティの懸念を共有しなければならない。でもその前に、そのコミュニティに所属することだ。企業は、自分の企業文化がどこで終わるかを考える必要がある。もし自分の文化がコミュニティ以前の段階で終わってしまうなら、市場は手に入らない。人間のコミュニティは対話に基づいている‐対話とは人間の懸念についての人間の発言だ。発言のないコミュニティが市場だ。コミュニティに所属しない企業は死ぬ

品質がほしければ品質管理部門をなくせ…品質を全員の仕事にしろ(W・エドワーズ・デミング)

どこを見てもビジネスは社会的価値を発見しているし、社会目的の組織はビジネス原理を発見している。そしてどちらもお互いに手をさしのべることで、自分たちの利害関係者に新しいメリットを作り出せることを見いだしている(ローザベス・モス・カンター)

社会資本とはネットワークのことで、ネットはすべてのネットワークを終わらせるネットワークだ(ロバート・D・パットナム)

社会資本理論の中心的な発想は社会ネットワークには価値があるということだ…社会的接触は個人や集団の生産性に影響する(ロバート・D・パットナム)

社会資本=個人間の結びつき‐社会ネットワークとそこから生じる相互性と信頼性の規範(ロバート・D・パットナム)

一般化された相互性に基づいた社会は、不信感に満ちた社会よりも効率がよい。信頼性は社会生活の潤滑油となる(ロバート・D・パットナム)

ニュー・ジャーナリズムは、社会的スキャンダル暴露者よりさらに一歩進みたいという衝動を受け入れたものだ。

ジャーナリストは実は不満を抱いた小説家なのだ(トム・ウルフ)

マスマーケティングの隆盛は、何世紀にもわたって消費者が個人として扱われてきたという事実を見えにくくしてしまった

ウェブ上のジャーナリズムはこれまでのわれわれが知るジャーナリズムではない…「最新のもの」に注目しろという度合いが少なく、むしろおもしろいと思うことを見ろとうながす。「いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どうした」を理解するよりは、その先はどうなる?を見ろとうながす…マーシャル・マクルーハンが述べたように「内容はいつも別のメディアだ。マスコミの内容は文字の生命、本の内容は演説、映画の内容は小説…明らかになったことはウェブのコンテンツはニュースだということだ」(スティーブン・ジョーンズ)

マーケティングの根本メッセージは「あなたのお金をよこしなさい」から「あなたの関心を共有しています」に変わらなきゃいけない

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暇つぶしの時代-さよなら競争社会

暇つぶしの時代-さよなら競争社会
橘川幸夫(2003)

情報化社会とは、さまざまな情報が入手できるのと同時に、自分自身も情報化されていく社会である。インターネットとは、情報のギブアンドテイクのシステムであり、よい情報を流したものにはよい出会いが訪れる仕組みになっている

eラーニングのビジネスモデルが苦戦しているのは、日本人は勉強をしたいのではなく、勉強という建前で仲間と集まりたいのだという本質がシステムを企画開発する人には見えていないからだ

人間の最高の趣味は教えを受けることにあり、最高の道楽は他人に教えることである

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